『ソトコト』では「サスティナブル」で「ウェルビーイング」な、町と人をゴキゲンにする取り組みや事例を多数紹介しています。 私たちにとって身近な飲食店のひとつでもある「マクドナルド」ですが、実は地域ごとに様々な地域共生・貢献の取り組みをしていること知ってましたか。 私たちが暮らす地域とどのようにつながり歩んでいるのか? 様々な地域毎の活動を紹介しているマクドナルドのWEBマガジン「スマイルストーリー®︎」の中から、今回は「富山県出店40周年」を記念して実施した「地域貢献活動」のようすをピックアップして紹介します。
思い出と感謝が詰まった富山の地に、心をこめた地域貢献を
1983年、富山県初のマクドナルドの店舗がオープンしました。当時、北陸ではマクドナルドはまだ真新しい存在でしたが、それから40年の月日が流れ、現在は富山県内で27店舗が営業しており、多くのお客様にご愛顧いただいています。今回は、そんな40周年を迎えた富山県内のマクドナルドのアニバーサリー活動を取材。「感謝」「還元」「共生(地域貢献)」という3つのテーマを掲げ、さまざまな活動を通じて富山の皆さまへの想いを形にしていました。
キレイな街をより一層キレイに
富山県内最大級のお祭りである「富山まつり」が大盛況のままに幕を閉じた翌朝、会場だった富山城址公園周辺には、約30人のマクドナルドの赤いベストを着たスタッフが集結。イベントに合わせて、より貢献できるタイミングで地域美化活動が実施された。
「おはようございます!」。マクドナルドのスタッフは、すれ違う方々へ店舗と同じように元気なあいさつをしながら、清掃活動は進められた。「祭りの後なのに、思ったよりゴミが少ないね!」という声も聞かれるなど、参加メンバーは改めて地元の素晴らしい県民性を感じつつ、なかなか手の届かない街路樹や公園の隅々までを清掃。最終的に集めたゴミは、ポリ袋10袋以上となり、共生を目指す活動で地域の魅力を再確認しながら、キレイな街である富山市をより一層キレイにしていった。
クリーンパトロールに参加したクルーの磯野沙弥香さんは、「このイベントを通して、マクドナルドが地域に密着した存在であることを実感しました。まだ、入店したばかりなのですが、今日経験したことを意識しながら、店舗でも頑張っていきたいです」と、イベントを通じてマクドナルドと地域のつながりを実感したと話す。
感謝の気持ちをワクワクとハッピーで還元
富山県内の店舗では、2023年9月20日(水)からお客様に40周年の感謝の気持ちを伝えるトレイマットやポスターを掲出。翌週の9月27日(水)から10月中旬までは、感謝・還元の取り組みとして、マクドナルド公式アプリにて富山県限定のスペシャルクーポンを配信。さらに、お買い上げいただいたレシートの裏面にアタリが出ると、お好きなバリューセット®をプレゼントするキャンペーンも実施。長年ご愛顧いただいてきた地域のお客様に、ワクワクとハッピーをお届けした。
また、「とやまキッズウィーク」と銘打ち、期間限定でご来店いただいたお子さま(小学校低学年以下)に、小学館の図鑑『星と星座〜秋の星空〜』をプレゼント。地元富山の美しい秋の夜空をご家族と一緒に楽しんでいただきたいという想いを込めた活動も実施した。
それぞれの思い出を胸に、想いを一つにした地域貢献を
現在、富山県内のすべての店舗がマクドナルドのフランチャイジー3社によって運営されている。今回のアニバーサリー活動も3社間での協力と連携によって実現した。法人ごとに、店舗ごとに、それぞれ思い出は違えど、富山の皆さまへの感謝の気持ちは同じだ。
『株式会社ミキ』で8号線高岡店を運営する三木善行店長は、「今回の活動をきっかけに富山県でのマクドナルドの歴史の長さを知ったクルーが多く、店舗の全員が地域の皆さまに改めて感謝し、同時に自分たちの仕事に誇りを感じる機会となりました。マクドナルドが富山の皆さまのために何ができるのか、どう喜んでいただくかを、より一層考えて、実行していきたいと思っています。また、雇用の面でも大きな期待を寄せていただいており、富山県のマクドナルドでは多くのシニアクルーが活躍しています。今後も、プレミアムエイジ(シニア)やハンディキャップのある方々の採用などを通じて、多様な人材が活躍できる職場としての役割も担って、還元と共生を実現していきたいです」と話す。
一つの土地でマクドナルドの店舗を運営する喜びと、果たしていくべき貢献について、『株式会社アップライト』の境野大聖オーナーは想いを語る。「例えば、私たちが支援していた少年野球大会に出場していた子が、高校生になってアルバイトとして私たちの店舗で働いてくれたり、店舗を利用してくださっていた地元のスポーツ選手との交流を通じて、その所属チームの支援をするようになったなど、長年地域の方々やお客様との交流を大切にしてきたからこそ得られる喜びが、この仕事にはあります。そして、日々の店舗運営で『お店や店員さんの雰囲気が好きだから』と言ってご利用いただいているお客様がいらっしゃることは、私たちの大きな喜びであり、やりがいです。そういった地域の皆さまへの感謝の気持ちを、貢献活動という形にして、これからも富山県の皆さまに還元していきたいと思っています」。
そして、富山の地で30年間にわたってフランチャイズオーナーとして店舗運営を続けてきた『株式会社オフショア』の河合 雄一オーナーは、これまでの思い出と感謝を口にした。「寒さの厳しい土地ではありますが、富山県の皆さまのあたたかさに支えられた30年間だったと感じています。この感謝の気持ちを、少年野球、少年サッカー、バスケットボール、テニス、柔道など、たくさんのスポーツ支援を通じて、地域の皆さまに還元できればと考えてこれまで活動してきました。今後も、スポーツを通じた地域とのつながりを大切にしていきながら、今回のような新たな地域貢献活動にも積極的に挑戦していきたいです。また、富山は、海や山の幸に恵まれた土地でもあります。素晴らしい味覚を持った富山の皆さんに、いつもおいしいと言っていただけるように、マクドナルドのビジネスのベースであるQSC(※)をこれからも磨いていきたいです」。
※Q=Quality/品質、S=Service/サービス、C=Cleanliness/清潔さの頭文字を取ったもので、お客様に最高の店舗体験を提供するための理念。マクドナルドが創業時から大切にしている不変の理念。
まちの歴史と共に、地域との一体感を丁寧に育むマクドナルド。今回紹介したような地域貢献活動の広まりは、富山以外の地域でもたくさん見ることができます。マクドナルドのWEBマガジン『スマイルストーリー®︎』で詳しく事例を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
マクドナルドのサステナビリティへの取り組み
マクドナルドは、世界が抱えるあらゆる課題に、地域社会の一員として立ち向かうために、「Food(食)」、「Planet(環境)」、「Community(社会貢献)」、「People(人材)」 の4つの領域に注力して取り組みを行なっています。