まるで本物のお肉!?この冬食べたい井村屋の「大豆ミートまん」

まるで本物のお肉!?この冬食べたい井村屋の「大豆ミートまん」

2021.11.06

寒い冬、無性に食べたくなるのが肉まん。井村屋株式会社は、2020年7月に健康機軸の冷凍肉まん『2コ入大豆ミートまん』を発売しました。そして、今年7月には同商品が動物性原料不使用にリニューアル! 卵白を省いたことで完全プラントベースへと生まれ変わったのです。

近年では、サスティナビリティの観点や健康意識の高まりから、植物由来の代替肉への注目が集まっています。豚肉を大豆ミートに置き換えた大豆ミートまんは、本物のお肉のような食感。そのおいしさの理由とは?

代替肉の需要に応える、動物性原料不使用の中華まん

最近よくメディアでも取り上げられるようになった、「代替肉」や「大豆ミート」という言葉。日本に住んでいると想像しづらいかもしれませんが、世界では将来的な食糧不足が問題視されています。人口増加によって特に食肉は需要が増加し、畜産業の拡大に伴う森林破壊、温室効果ガス排出、水資源の大量消費など、環境負荷へのリスクは深刻。持続可能な選択肢として、代替肉は「救世主」になり得るともいわれています。

「食」を通じ、社会課題に対するアクションを続ける井村屋。これまで、プラスチックの削減や食品ロス削減、環境負荷低減活動などSDGsへの取り組みを進めてきました。

『2コ入大豆ミートまん』

大豆ミートまんの開発もそのひとつ。発売以降、「罪悪感がない」「肉アレルギーでもおいしく食べられる」など好評の声が寄せられていたといいます。その中でも「動物性原料不使用にしてほしい」という意見があり、リニューアルを実施することに。卵白を使用せず、植物由来の原材料のみで肉まんのおいしさを再現しました。

食感と旨みを引き出す工夫は、数種類の大豆ミートと野菜ブイヨン

コレステロール0mgでヘルシー。ギルトフリーでありながら、しっかり“お肉感”を味わえます。数種類の異なる大豆ミートを組み合わせることで、豚肉のような食感を生み出しているのだそう。

井村屋グループ経営戦略室によると「大豆ミートには、大きさや固さなどが異なる種類のものが複数あります。数種類を組み合わせることで、肉まんのミンチや繊維感など、豚肉に近い食感を再現しました」とのこと。具体的な配合については企業秘密だといいます。

大豆ミートと聞いて気になるのが、大豆独特の臭みをどのように消しているのか。この点にも工夫がなされているそうです。「大豆のにおいが強いと、カレーや麻婆風味など味付けを濃くせざるを得なくなります。当社では、大豆ミートそのものの選定において、においが少ないものを使用。さらに、清酒などを使ってにおいを感じにくくさせています。大豆ミートの選定含め、いろいろな原料を試し、肉まんのような味わいを追求することに時間を要しました」。

『JiAi野菜ブイヨン』

また、タケノコ・しいたけ・玉ねぎの具材の甘みや旨みを引き出しているのが、自社の植物性由来ブイヨン『JiAi野菜ブイヨン』での味付け。ブイヨンには、玉ねぎ・にんじん・白菜・キャベツ・ガーリック・トマト・セロリの7種類の野菜を使用しています。「植物性素材をもとに、体にやさしい商品ができないだろうか」と研究・開発された商品で、動物性原料不使用。一般の小売店舗の飲食メニューにも導入されているそうです。

大豆ミートまんを実食!気になるお味は?

大豆ミートまんがリニューアル発売されてからは「卵白抜きにした企業努力はすばらしい」「頻繁に購入するようになりました」「これからも改善できる点があれば挑戦してほしい」などの反響があったといいます。

「まずは食べてみなければ」ということで、大豆ミートまんを入手して実食してみました。

2コ入の冷凍パックで、1コずつ個包装されているため便利で衛生的。包装のままレンジで温めるだけで簡単に調理できます。

見た目は肉まんそのもの。大豆の臭みも感じられず、何も知らずに食べたら大豆ミートだと気づかないかもしれません。満足感がありながらも脂っこさがなく、さっぱり食べられます。

そして、井村屋の肉まんあんまんといえば、具材だけでなく生地までおいしいのも魅力です。二段発酵製法で作られる生地はふっくら、もっちり。風味が良くやや甘みが感じられ、大豆ミートとも好相性です。タケノコ・しいたけ・玉ねぎのシャキシャキ感も引き立ちます。

サラダにもスープにも!アレンジレシピいろいろ

そのまま食べるだけでなく料理に取り入れても楽しめます。井村屋レシピサイトで公開されているアレンジ料理の一部をご紹介。

大豆ミートまんサラダ

器に野菜と大豆ミートまんを盛り付け、塩・こしょうを軽く振りオリーブオイルをまわしかけたらできあがり。

中華風大豆ミートまんスープ

オリーブオイルで両面焼いた大豆ミートまんを、鶏がらスープに投入。大根とおろししょうがをのせたらボリューミーなスープの完成です。

▼詳しいレシピや他のメニューはこちら。
https://www.imuraya.co.jp/recipe/nikuman-anman/

朝食にもおやつにも、夕食のおかずにも。アイデア次第でバリエーションが広がりそうです。

環境保全や健康のためだけでなく、菜食主義者の増加や動物福祉など、大豆ミートを支持する理由にはさまざまな理由が考えられます。もちろん、「おいしくてヘルシー」というだけでも選ぶ価値はあるはず。「肉を休む日」の食事として、気軽に試してみては。


文:齊藤美幸

■ライタープロフィール
齊藤 美幸|まちと文化が好きなライター。広告制作会社での勤務を経て、2020年からフリーランスとしてソトコトオンライン他で執筆中。地元・名古屋を中心に、都市の風景や歴史、地域をつくる人の物語などを伝えている。