化学調味料を使わない！こだわりの醤油とんこつ「京都ラーメン研究所」【京都ラーメン】

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多くの観光客が訪れる京都は、実は「大学のまち・学生のまち」といわれています。人口に対する学生数の割合は全国の大都市でも高く、その数、京都市民のおよそ1割。みなさんご存じの京都大学や同志社大学などの有名大学はもちろん、合計34校の大学が学生たちの学びをサポートしています。（※1）

今回ご紹介するラーメン店は、そんな学生が多い京都ならでは。学生証を持参すると、お得なサービスが受けられるラーメン店です。いったいどんなラーメン店なのでしょうか？

（※1）「大学のまち・学生のまち京都」ーきょうと修学旅行ナビ

ラーメンのおいしさを研究し続ける「京都ラーメン研究所」

京都駅の八条口から新幹線の高架に沿って西に約10分歩いた場所に、赤い提灯が印象的な「京都ラーメン研究所」があります。2004年のオープン以来、「食べやすさと深いコク！！そして後味スッキリ」をモットーに、ラーメンを研究し続けているラーメン店です。

店内に足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは壁に貼り付けられたメニューの数々。京都ではオーソドックスな豚骨背脂醤油をスープとした「しょうゆとんこつラーメン」を筆頭に、「エビ入りワンタン麺」や「あぶりチャーシュー特製ラーメン」など、食べ応え抜群のメニューが壁に張り出され、さらに「チャーシュー丼」や「チャーハン」、「餃子」などの豊富なサイドメニューが並びます。

その中で一際輝くのは、そう。先ほどご紹介した「学割」サービスです。注文時に学生証を提示すると、看板メニューの「しょうゆとんこつラーメン」「和風とんこつラーメン」「あっさりとんこつラーメン」の3品がいずれも580円（※2）でいただける、学生に嬉しいサービスを実施しています。

筆者は残念ながら学生ではないのでサービスは受けられないのですが、今回は学割で食べられるメニューの一つ「しょうゆとんこつらーめん」をご紹介します。

（※2）2022年2月現在

からだに優しい化学調味料不使用ラーメン

化学調味料を一切使用せず、醤油のコクや素材本来の旨味を最大限活かした京都ラーメン研究所のラーメンは、からだにゆっくりと染み渡るおいしさ。どのラーメンも、昔懐かしの香ばしさを感じるでしょう。

「しょうゆとんこつらーめん」は、豚骨背脂が輝く濁りのある醤油スープに、半熟の味玉、シャキシャキのメンマ、京都産の豚肉を使用したチャーシュー、少し多めのネギがトッピングされた一品。醤油の香ばしい香りが鼻をくすぐります。

まずは、スープから。
豚骨背脂がゆらゆらと輝くスープを口にしてみると、豚骨の優しい味わいが訪れ、しょうゆのコクと仲良く手を取り合って、いいバランス。何度味わってもクドくなく、とってもまろやかで食べやすいスープです。豚骨と聞くとコッテリとしたイメージがありますが、そんなことは一切なく、女性の筆者でも食べやすい印象を受けました。