・たこ焼き1皿220円　
・焼きそば350円〜　
・たい焼き120円　

などなど、外観や店内の雰囲気だけではなく、料理の値段も破格な金額です。店主の三牧さん曰く「子どもたちがお小遣いで買えるように」と、その価格を維持しています（2022年5月時点の金額です）。

常連さん（子ども時代）「おばちゃん！タコが入っとらん！」
おばちゃん（店主の奥様）「たい焼きに、タイは入っとるかー！」

という微笑ましいやりとりも、なつかしい思い出だそうです。

この常連さんは子どもの頃、家中から10円玉を探しだして50円集まると、「たこ焼き5個！」と言って買いに来ていたとか。

キャベツもお肉もたっぷり！！　ソースは少し甘めで、どこか懐かしい味がたまりません。

おばちゃん（店主の奥様）「美味しいって評判よ、ちょっと時間かかるけどいい？」

と断りつつ、たこ焼きを食べている間に登場。想像していたよりも大きくて、「食べきれるかな？」と不安になりましたが杞憂でした。パクパク口に進み、しっかり完食。

味付けはしっかりしていても、食感は軽やかでした。

三牧食堂は、地元にとっても家族三世代にとっても、なくてはならない愛され続けるお店でした。

おじちゃん、おばちゃんは今年で79歳と78歳。

菊池市に来た際は、60年前から変わらない“温かさ”を感じに来店してみてください。