岐阜県瑞穂市にある鮎の養殖業を営む「高田水産」。養殖鮎の直売のほか、夏季シーズンは鮎のつかみ取りやコース料理を楽しめる屋外スペースも開放され、たくさんの親子連れでにぎわう施設となっています。そんなお店に2022年春に誕生したのが「冷凍鮎」の自販機! お店で育てた鮎を新鮮なまま冷凍し販売されています。岐阜の名物と言えば「鮎」。遠方から観光や帰省で来た方も、24時間365日鮎のお土産を買うことができるスポットとして要チェックです。
岐阜の名物「鮎」を冷凍でいつでも購入可能な自販機!
岐阜の名物として最も有名な「鮎」ですが、県外のスーパー等で売られることは少なく、岐阜県に来た人のみが観光やなや料理旅館で食べることができるものというイメージが強かったのではないかと思います。
鮎は食べる苔などによって香りに違いが出るとのことで、天然物は匂いが残っていることもあるそう。高田水産ではできるだけきれいな水で飼育することを大切にしており、出荷前には2~3日大きい水槽で餌を与えずかけ流しにし、フンだけ出させてお腹をきれいにしているのもこだわり。そうすることではらわたまで美味しい鮎が出来上がるのだといいます。
塩焼きだけでない鮎の楽しみ方
甘露煮は解凍すればそのまま食べることができるので便利です。ドレス、小鮎はどのように使えばいいか迷う方も多いと思うので、高田水産のに方に伺ったおすすめの調理法をご紹介します。
1. 冷凍のドレスにそのまま片栗粉をまぶす。
2. 6分間油で揚げる。
3. 揚げている間に、砂糖、しょう油、お酒(各1:1:1)のつけダレをフライパンに用意して火をかけてアルコール分を飛ばしておく。
4. タレにさっとくぐらせてザルに取り、ゴマをふって出来上がり。。
5. お皿に盛り、煎り胡麻をふりかければ完成(野菜などと一緒に食べると美味しい)。
※片栗粉をまぶして揚げた鮎を市販の南蛮漬けの元に漬けると、鮎の南蛮漬けを作ることもできる。
1. 冷凍小鮎は袋ごと流水に付け軽く解凍する。
2. 冷凍小鮎が軽くとけてバラバラになったら、唐揚げ粉や片栗粉をまぶし、180℃の油で6分ほど揚げる。
3. 揚がったら味塩コショウをふりかけて完成。
どちらも実際に作ってみたのですが、とても簡単でした。中型の鮎を加工してあるドレスや小鮎は鮎の出始めのシーズンでる6月頃にしか出回らない商品ですが、冷凍にしてあるのでそのシーズンを逃しても購入することができるのも嬉しいポイントです。
ぜひ、塩焼き以外の鮎料理も家庭で試してもらえればと思います!
鮎のつかみどりも楽しい「高田水産」
夏のおでかけスポットとしても注目の高田水産。ぜひご家族やお友だち同士で出かけてみてはいかがでしょうか!
■高田水産
岐阜県瑞穂市宮田1
10:00~20:30(木、金、土)、~17:00(日、祝日、お盆休み)
夏季期間は休まず営業 ※自動販売機は24時間365日営業
TEL 058-328-4762 FAX 058-328-3750