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「醴」なんと読む?
ヒント①:飲む点滴と言われている。
ヒント②:おもな原料は米麹や酒粕
ヒント②:おもな原料は米麹や酒粕
答え:あまざけ
答えは「あまざけ」でした!醴はほかにも「甘酒」と書きますが一般的に目にするのは「甘酒」のほうかも知れないですね。醴は米麹や酒粕を原料とした甘い飲み物です。温かいものが多いですが、近年では冷たい醴もスーパーなどで目にするようになりました。醴は大きく分けて麹醴と、酒粕醴の2種類があり、酒粕醴は砂糖を加えて作ります。また昔はおかゆに麹を混ぜて一晩置くと発酵して甘くなる=一夜酒とも呼ばれていたのだとか。平安時代では貴族のみで楽しまれる飲み物でしたが、室町時代で庶民へ広がり、江戸時代には醴の行商も見られるほど広がっていったそうです。現在も「飲む点滴」とも言われるほど栄養がある飲み物として知られており、江戸時代頃にも庶民の健康を守る飲み物として醴が注目されていたと言われています。また古くから神さまに豊作の祈願や感謝としても醴を献上してきたそう。
甘酒(醴・甘粥)
日本古来よりの伝統食・飲む点滴とも。
Amazake(fermented rice)
和食
Japanese food/Intangible Cultural Heritage
UNESCO無形文化遺産・日本食 pic.twitter.com/p7BRL0sy2a— 菊田邦洋✳️ (@palaiso9) March 1, 2016
大寒の日は醴の日
大寒のころが最も醴の需要が高いことから毎年、大寒の日を記念日にしたそうです。次の大寒の日は2022年1月20日。日本の伝統的な醴で身体を温めてはいかがでしょうか。
( ´-`).。oO(大寒の日のきょうは「甘酒の日」でもあるんですよ
飲む点滴ともいわれる甘酒は、寒い冬に体を温める飲み物として大寒のころにもっとも飲まれているそうです pic.twitter.com/pcL6SAMQGP— Yahoo!天気・災害🌤(ヤフー天気) (@Yahoo_weather) January 21, 2016
今回は「醴」をご紹介しました!
参考:農林水産省(https://www.maff.go.jp/)
参考:甘酒協会(https://amazake.or.jp/)