「甘藷」これなんだ?
ヒント①:ホクホクとした食感
ヒント②:台風に強い作物

答え:さつまいも
答えは「さつまいも」でした!甘藷は「かんしょ」と読みますが、さつまいものことを指しています。甘藷はヒルガオ科サツマイモに属しています。原産国は中米~南米北部ではないかと考えられているそう。甘藷は栄養価が高く比較的、育てやすいことから江戸時代での飢饉や、太平洋戦争後の食糧難を救ってきた作物のひとつとしても知られています。
鹿児島県の甘藷
鹿児島県は甘藷の一大産地です。なぜ鹿児島県で甘藷栽培が盛んになったのかというと、噴火に関係していると言われています。鹿児島県の本土面積の60%ほどを覆うシラス土壌は、噴火の際に火砕流や空中に舞い上がった火山灰、軽石などが堆積したもの。シラス土壌は保水性が低く、やせた土壌であることから農業生産性が低いのですが、そのなかでも甘藷はよく育ったのだそう。また台風にも強いことも鹿児島県で甘藷栽培が盛んな理由のひとつです。
お野菜入荷しました🌟
— イタリアンバジル薬院店 (@italianbasil_3) August 29, 2021
鹿児島 ねじめ農園さんより#減農薬紅はるか
届きました❣️
さつまいもは、豊富な食物繊維やヤラピンの働きで腸内を美しく整えることで、免疫力を高め、ビタミンやホルモンの形成し血液をきれいにしてくれます☺️✨
紅はるかは、糖度が高くホクホクとした食感です🍠🤤 pic.twitter.com/jv9vK6tVYM
でん粉としての利用
鹿児島県での甘藷はでん粉用、焼酎用、加工用など、工業用としての利用が85%以上を占めています。収穫された甘藷の40%ほどは「でん粉用」と言います。以前は甘藷でん粉の80%ほどが炭酸飲料などの甘味料として利用されてきたそうですが、近年ではそのままでん粉として販売されることも多くなったそう。でんぷん粉を和菓子や焼き菓子などに利用すると、くちどけの良いサクサクとした食感になると評判なのだとか。
さつまいもでんぷんは、もちっとして美味しいです
— さつまいも 大好き (@Oimo44) June 10, 2020
でん粉用新品種こないしんの紹介です
こないしんはシロユタカより増収が見込めるそうです!
ちぎりにくいというデメリットもありますが
腐敗芋の一因のつる割病に強い性質もあります🌟https://t.co/2WGIh9WZhf#情報収集 #さつまいもの病害対策 pic.twitter.com/AkhH8O1ZHv
今回は「甘藷」をご紹介しました!
参考:鹿児島県(http://www.pref.kagoshima.jp/kenmin/index.html)
参考:独立行政法人農畜産業振興機構(https://www.alic.go.jp/index.html)
参考:農林水産省(https://www.maff.go.jp/index.html)
参考:JA鹿児島経済連(https://www.karen-ja.or.jp/)