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特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『道の駅ましこ』に関わるみなさんが選ぶ「道の駅を育てる本5冊」

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1. 奈良『くるみの木』のレシピ

カフェのメニューを考えるにあたり、奈良にある有名なカフェ『くるみの木』へ視察に行きました。本はお店のレシピブック。メニューもそうなんですが、スタッフの方々の所作や空間づくりなど、すべてが勉強になりました。(山﨑祥子)
 (50918)

書籍情報
著者:石村由起子
出版社:KADOKAWA
発売日:2010/10/27

2. 土祭2009-2015

「この土地で生きることの祭り」である益子の「土祭」。足元にある「土」から暮らしを見直す実験的な試みであり、本は2009年から2015年までの記録。歴史、風土、美意識など益子の空気感や世界観を感じられる一冊です。(神田智規)
 (50922)

書籍情報
著者:益子町
出版社:里文出版
発売日:2016/4/1

3. スモール イズ ビューティフル

1973年に経済学者のF・アーンスト・シューマッハーが書いた本です。古典ともとらえられるような本書ですが、今こそ読み込んで欲しい一冊。「資本主義の限界」「小規模」「地域の可能性」など、たくさんの示唆に富んだ内容です。(原田真宏)
 (50926)

書籍情報
著者:F・アーンスト・シューマッハー著、小島慶三訳、酒井 懋訳
出版社:講談社
発売日:1986/4/7

4. バーナード・リーチ日本絵日記

イギリス人陶芸家であるリーチが日本各地の民芸の土地を巡った旅の記録。民藝品を見ながら、その土地や人、社会などを観察していくことは、建築をつくるうえでの関わり方と通じる部分がすごく多いなって思います。(原田真宏・麻魚)
 (50930)

書籍情報
著者:バーナード・リーチ著、柳 宗悦訳、水尾比呂志訳
出版社:講談社
発売日:2002/10/10

5. とんがりモミの木の郷 他5篇

舞台はイギリスのある港町。ロンドンから来た学者の女性が1か月ほど過ごした滞在記で、微細な日常の描写、切り取り方などが美しい。外部の視点でしか抽出・表現できないその視点に、建築家と同じものを感じました。(原田麻魚)
 (50934)

書籍情報
著者:セオラ・オーン・ジュリエット著、河島弘美訳
出版社:岩波書店
発売日:2019/10/17
photographs & text by Yuki Inui
記事は雑誌ソトコト2021年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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