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福井の真ん中・丹南で、人の話を聞いてまわる旅。

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福井県のほぼ真ん中にある丹南(たんなん)地域。実はここ、日本の伝統的なモノづくりと作り手にいっぱい出会える旅の穴場的エリアなのです。新しい時代の旅を体感しに丹南へ!

目次

1500年のモノづくりを知る「新しい旅」。

「日本でいちばん幸福な福井です」。福井県が発行する『ふくいブランドハンドブック』を読んでいると、そんなキャッチコピーが目に飛び込んできました。
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こちらは鯖江市・河和田(かわだ)地区にある、私設の観光案内所『TOURISTORE(ツーリストア)』発行のタブロイド版ローカルメディア『Craft Invitation』。福井の伝統的工芸品の魅力が紙面に凝縮されている。
一般財団法人日本総合研究所が2 年ごとに発表している「全国47 都道府県幸福度ランキング」で、福井県は2014 年版から4 回連続で総合1 位になっています。

え、福井って、そんなにいいの?

そんなことを思っていると、福井県のちょうど真ん中にある丹南地域で、新しい旅のスタイル「地域周遊・滞在型観光」を提案しているので、来てみませんか? というお誘いを受けました。それは、一つの地域をゆっくりと、時間をかけて旅し、地元の人の話を聞き、暮らしや文化にふれる旅のカタチだそうです。

福井の「幸福」にも出会えそうです。

丹南地域は1500 年の歴史をもつ越前漆器や越前和紙、ほかにも越前焼、越前打刃物、越前箪笥(たんす)といった伝統的工芸品の産地です。メガネの生産や繊維業も盛んで、それらのモノづくりが、わずか半径10 キロほどのエリアにギュッと集まっている、全国的にもまれな場所だとか。

地域全体は鯖江市、越前市、池田町、南越前町、越前町の5 市町で構成され、海から山まであり、昔ながらの伝承料理やジビエ料理も楽しめます。人と人が会い、コミュニケーションをとることのおもしろさを取り戻したい、これからの時代にぴったりな旅のスタイルを紹介します。

丹南地域を構成する自治体とその見どころについて

東京から丹南へは東海道新幹線で米原まで。そこで北陸本線に乗り換えて敦賀経由で今庄や武生、鯖江へ。2024 年春(予定)には北陸新幹線の延伸により、東京から金沢経由、越前たけふ駅で下車すると、直接行けるようになります。

「漆を持ち歩く」をコンセプトに生まれたものは?

『土直漆器(つちなおしっき)』社長の土田直東(なおと)さん。

『土直漆器(つちなおしっき)』社長の土田直東(なおと)さん。手にしているのは漆のタンブラー(URUSHI MOBILE TUMBLER)。
地域周遊・滞在型観光のカナメは、地元の人の話をじっくりと聞くこと。

この旅でまず訪ねたのは、鯖江市・河和田(かわだ)地区の『土直漆器(つちなおしっき)』です。土直漆器の特徴は、素地作り以外の全工程(下地、中塗、上塗、蒔絵)を社内の工房ですべて行うこと。若手もベテランも、スタッフ同士が互いに意思疎通を図り、伝統技術と新しい発想を融合させたモノづくりを行っています。

「発想の融合から生まれたものの一つが漆のタンブラーです。『漆を持ち歩く』をコンセプトに、漆の質感を日々、気軽に楽しんでもらいたいという思いを込めています。タンブラーならば、スタバに持っていってコーヒーを入れてもらうこともできますし、コーヒー文化は世界中で根づいているので、海外の方にも使っていただけます」と、2 代目社⾧の土田直東(なおと)さん。

ほかにも女性スタッフから出たアイデアで生まれた「ONE」シリーズも好評で、これは朝ごはんを漆器のワンプレートに載せて食べる、がコンセプトです。「スタッフには『何をつくってもいいよ』と言っていて、そんななかから生まれました。あとは工房の隣にある直営店で、お客様と会話をするなかでアイデアをいただくこともあります」。

土田さんはそう教えてくれました。

ONEシリーズカップ、プレート、箸、スプーン(手前)と、URUSHI MOBILE TUMBLER、URUSHI UMBRELLA BOTTLE(後ろ)。

ONEシリーズカップ、プレート、箸、スプーン(手前)と、URUSHI MOBILE TUMBLER、URUSHI UMBRELLA BOTTLE(後ろ)。
『土直漆器』工房隣にある直営店。

『土直漆器』工房隣にある直営店。実際に手に取り、漆の風合いなどを確かめながら購入できる。

地元の小学生は「福井」を知っている。

『Hacoa』WEB事業部部長の前田元紀(もとき)さん。

『Hacoa』WEB事業部部長の前田元紀(もとき)さん。
次に訪ねたのは同じく河和田地区にある『Hacoa』。2001 年に生まれたオリジナル木工ブランドで、木製のパソコン用キーボード(木ーボード)で海外にもその名が知られるようになりました。

現在、Hacoa でWEB事業部部⾧を務める前田元紀さんも、デザインを学んでいた学生時代、デザイン年鑑で木ーボードのことを知り、「(自分の出身地である)福井でこんなモノづくりが行われているなんて!」と驚き、インターンシップに来たことがきっかけで就職したそうです。

前田さんは、地元の小学校に講演に行くこともあるそうですが「子どもたちに『福井の産業は?』と尋ねたら、みんなが一斉に手を挙げて『和紙』とか、『漆器』『刃物』とか答えてくれました。モノづくりが暮らしの中に根付いているんだなと感じました。それが越前の魅力になっていっているのだと思います」と話してくれました。

この話を聞いていたHacoa の工房とダイレクトストアの向かい側は保育園で、隣接する民家では花壇づくりをする姿が見えたりします。

Hacoa 自身も地続きでまちと一体化していました。

鯖江市にある『Hacoaダイレクトストア 福井店』。

鯖江市にある『Hacoaダイレクトストア 福井店』。Hacoaの工房が併設されている本社の一画にある。Hacoaは漆器の木地作りを行う『山口工芸』を母体に生まれた。製品づくりのベースには継承されてきた伝統工芸の技術がある。(写真:Hacoa提供)
Hacoaを一躍有名にしたFull Ki-Board(木ーボード)。

Hacoaを一躍有名にしたFull Ki-Board(木ーボード)。外装すべてを木でつくっている。
「木でできたお菓子のようなUSBメモリ」というコンセプトのUSBメモリ・Chocolat。

「木でできたお菓子のようなUSBメモリ」というコンセプトのUSBメモリ・Chocolat。これは前田さんの私物で、インターンシップをしていた学生時代に購入したもの。今でも大切に使用している。

1500年を「更新」していく。

『TSUGI』グラフィック/WEBデザイナーの室谷かおりさん。

『TSUGI』グラフィック/WEBデザイナーの室谷かおりさん。
河和田地区で最後に訪問したのは『TOURISTORE(ツーリストア)』。

福井の工芸品などが買えるSAVA! STORE、漆器工房、観光客と産地をつなぐ私設観光案内所、レンタサイクル、そして、TOURISTORE を運営するデザイン事務所『TSUGI(ツギ)』のオフィスが入る複合施設です。

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『TOURISTORE』の入り口。福井のモノづくり旅の発信地として、「観光」の枠を超えた、作り手と使い手の関係を紡ぎ出す場所だ。
『TSUGI』のグラフィック・WEB デザイナーである室谷かおりさんは、「福井の工芸は『更新』される工芸です。たとえば1500 年の歴史を持つ越前漆器でも、『病院食で漆器を使いたい』とか、『食洗機に対応した漆器はできないか』という声に応えたモノづくりをしてきました。今、日本の業務用漆器の85%はこの地域でつくられています」と説明してくれました。

「TOURISTORE では私たちがいいと思った工芸品を売っていたり、来られた方の希望を聞いて、ご興味がある工芸品の産地や工房と直接つなぐことをしています。自分自身が生活で使っているものや、本当に使いたいと思えるものを人に勧められるのはうれしいです」

そう語ってくれた室谷さん。2015 年からTSUGI が毎年開催しているイベント「RENEW(リニュー)」もお勧めしてくれました。普段出入りできないモノづくりの工房を各所で開放してもらい、訪れた人が実際のモノづくりの現場を見学・体験できるイベントです。

室谷さんが日常でも使っているという『ろくろ舎』の汁椀。

室谷さんが日常でも使っているという『ろくろ舎』の汁椀。本来なら漆で隠れてしまう木地の美しさを活かしたデザインになっている。
TOURISTOREでは漆塗り自転車のレンタルサービスも行っている。

TOURISTOREでは漆塗り自転車のレンタルサービスも行っている。越前漆器の老舗『漆琳堂(しつりんどう)』と『TOKYOBIKE』のコラボで生まれたオリジナル自転車だ。
モノづくりのまちを楽しみ、人やものと出会うためのタブロイド紙やリーフレット。

モノづくりのまちを楽しみ、人やものと出会うためのタブロイド紙やリーフレット、イベントなどを多数用意、企画して旅人を歓迎する。
●TOURISTORE(TSUGI)
https://touristore.jp/

新芽を食べる鹿のお味。

『酔虎 夢(すいこ ゆめ)』店主の粕谷典生(かすや・のりお)さん。

『酔虎 夢(すいこ ゆめ)』店主の粕谷典生(かすや・のりお)さん。
『酔虎 夢』は池田町の山あいにある。

『酔虎 夢』は池田町の山あいにある。1日1組限定の民宿も営まれており、ジビエ料理を楽しみながら一晩を過ごすこともできる。
夜は池田町へ。岐阜県との県境にあり、町の9 割が森林という町です。

その静かな山あいにある、ジビエ料理店と農家民宿を兼ねた『酔虎 夢』を訪ねました。店主の粕谷典生さん自らがワナ猟で仕留めたイノシシや鹿、仲間との猟で捕ったクマなどのジビエ料理や、山菜などの旬の食材を使った食事が楽しめる店です。

もともと福井市内で料理人をしていた粕谷さんですが、自然が好きで池田町に通っているうちに移住し、10 年少し前に『酔虎 夢』をオープンしました。許可を得た食肉処理施設もあり、仕留めた肉はすぐに丁寧に処理され、おいしく提供されます。

「春は山菜もおいしいですが、新芽を食べた鹿もおいしくなる季節ですよ」と粕谷さんは教えてくれました。

『酔虎 夢』宿泊者向けのコース料理。

『酔虎 夢』宿泊者向けのコース料理。2月中旬のこの日はクマ刺し、鮎の塩焼き、鹿肉のカツやタタキ、山菜の天ぷら、イノシシ肉の鍋や焼き肉など盛りだくさんのごちそうだった。
囲炉裏にかけた鍋でイノシシ肉をいただく。

囲炉裏にかけた鍋でイノシシ肉をいただく。くさみなどはまったくなく、山の滋養に満ちた、力強い味わい。

日本海の荒波と、日本水仙が織りなす景色。

越前海岸の水仙畑。

越前海岸の水仙畑。畑の向こうに日本海を一望できる。水仙は風雪にも耐え、毅然と咲く強さをもっている。
「ノカテ」の拠点となる『イクララボ』。

「ノカテ」の拠点となる『イクララボ』。今後、ゲストハウスの運営なども行っていきたいという。
翌日は越前海岸へ向かいました。日本海の荒波にさらされ、奇岩断崖が続く景勝地になっています。

また、越前海岸は日本水仙の三大群生地の一つで、栽培される水仙は「越前水仙」として全国に出荷されています。人が自然の中で築き上げてきた水仙畑を含む景観は、国の重要文化的景観にも選定されました。

ここでは、この旅そのものの仕掛け人であるJTB 福井支店の観光開発プロデューサー・石原康宏さんが、「ノカテ」の取り組みについて教えてくれました。

『JTB』観光開発プロデューサーの石原康宏さん。

『JTB』観光開発プロデューサーの石原康宏さん。もともと愛知の出身だが、JTB福井支店への異動を機に福井に魅了された。会社と相談し、家族と定住して福井の仕事に専念できる体制をつくり上げた。
「ノカテ」の取り組みの一つに、水仙栽培の営みを守るため、規格外となって放置されてしまう水仙をなんとか活用できないかと、その水仙をオリジナルブーケにして販売する「SUISEN Bouquet」があります。地元の水仙農家さんたちと活動する有志によって行われていて、そんな場所がおもしろそうだと、人が人を呼ぶような広がりが生まれ始めているそうです。

さらに石原さんは「ここでは地域の課題として、鹿による水仙畑の食害被害があります。(池田町の)『酔虎 夢』のようなジビエ料理を提供してくれるところがあれば、鹿の駆除と有効活用が同時に進みます。観光で来られた方にそんな料理をおいしく食べていただいたり、越前ならではの地域性を生かして、越前焼で花瓶を作る体験をしてもらって、その花瓶に水仙を活けるというような、丹南全体をつなげるツアーも企画していきたいです」と話してくれました。

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『イクララボ』の窓辺に水仙のオリジナルブーケが飾られていた。

思わず手にとってみたくなるうつわ。

『実生窯(みしょうがま)』の新藤聡子さん。

『実生窯(みしょうがま)』の新藤聡子さん。
次に向かったのは、越前町にある越前焼作家・新藤聡子さんの陶房『実生窯(みしょうがま)』。新藤さんは埼玉県出身で、福井県窯業指導所で研修を受けた後、2003 年から越前焼窯元の一つ、たいら窯で修行を積み、08 年に独立しました。

「土肌を生かし、手にしたときにホッとするような日常使いのうつわを、一つ一つ丁寧に作っています」という言葉どおり、どれも思わず手にとってみたくなる、やさしさとぬくもりを感じる作品ばかりです。

新藤さんが作陶したうつわ。

新藤さんが作陶したうつわには一つ一つ名前がつけられ、どんなことを考えながらつくったのか、その説明が手書き文字で添えられている。
茶色の土に白泥を化粧掛けして焼く粉引(こひき)という技法で作陶されていて、その白泥は新藤さん自身が掘りに行っています。

コロナ禍以前は、実生窯は基本的に作陶のみで、展示・販売は東京など別の場所で行っていましたが、今は月に1 回だけ、「アイテム展」として展示・販売する機会を実生窯で設けています(開催日はFacebook ページなどで要確認)。

「東京では百貨店で展示・販売していましたが、ここだと裏に山がある感じだとか、その時の季節感もいっしょに楽しんでもらえて、すごく喜んでくれます。私もうれしいです」と新藤さんは話してくれました。

実生窯のアイテム展。

実生窯のアイテム展では、新藤さんのうつわを手にとって感触を確かめることができる。花瓶には今の季節ならではの水仙が活けられていた。
越前町にある実生窯。

越前町にある実生窯。裏にはすぐ林があり、日々の自然、季節を感じるなかで作陶されてい
●実生窯(月に1回開催のアイテム展などの最新情報はFacebookページで確認を)
https://www.facebook.com/mishougama

同じ地域でも、谷ごとに、家ごとにそれぞれの調理法がある。

『土の駅 しげじろう』を運営する『土の駅 今庄』社⾧の窪田春美さん。

『土の駅 しげじろう』を運営する『土の駅 今庄』社⾧の窪田春美さん。
丹南巡りの旅も終盤です。

かつて越前屈指の宿場町として栄えた、南越前町の今庄宿(いまじょうしゅく)で伝承料理をいただきます。訪ねたのは、今庄宿の北国街道沿いにある『土の駅 しげじろう』。大正11年に建てられた古民家を活用し、「地元の料理をとことん極める」という食事処です。

この日用意してくれた「伝承料理御膳」は、へしこの笹ずし、ゆり根の梅和え、かぶの蕎麦米あんかけ、むかごのごま和え、鮎の甘露煮、ふきのとうの天ぷらなど、皿数にして18。「冬は一番食材が少ない時季なの」と言いながら出される、豊かなごちそうに圧倒されました。

しげじろうを運営している『土の駅 今庄』社⾧の窪田春美さんは、「おいしく食べてもらうのが一番の楽しみ」と話し、「今庄にはいくつかの谷がありますが、同じ食材でも谷ごとに調理法が違っておもしろい。雪深く、山しかないところだから、限られた食材をどうやっておいしく食べるのか、家ごとに工夫をしてきたのだと思います。茶めしの作り方は、宿場町が栄えていた450 年くらい前、京都から来たお坊さんに教えてもらったものだと聞いています」と教えてくれました。

春には山菜料理のフルコースも楽しませてくれるそうです。

丹南の伝承料理御膳。

この日の伝承料理御膳。山からいただく恵みに工夫を凝らし、手間をかけて料理される。季節によってメニューは変わる。料理を河和田塗りの越前漆器で出すことにもこだわっている。食材だけでなく漆器からも地域のつながりを感じる。
かぶの蕎麦米あんかけ。

かぶの蕎麦米あんかけ。やさしく、体の芯からほっこりあたたまってくるような味わい。
今庄宿。その中心を通る北国街道。

かつて京や江戸に行き来する旅人が必ずと言っていいほど利用したという今庄宿。その中心を通る北国街道。

これからは「週末工芸」に力を入れます。

『RYOZO 栁瀨良三製紙所』店長の栁瀨靖博さん(左)と3代目社長の栁瀨京子さん。

『RYOZO 栁瀨良三製紙所』店長の栁瀨靖博さん(左)と3代目社長の栁瀨京子さん。同製紙所は京子さんの実家で、京子さんが家業を継いだ。
『RYOZO 栁瀨良三製紙所』。

『RYOZO 栁瀨良三製紙所』(右)と、リノベーションで新しくできた紙漉きの体験施設(左)。ギャラリーなどとしても活用する。
最後に伺ったのは、越前市で越前和紙を製造する『RYOZO 栁瀨良三製紙所』です。光が透けるほど薄くて柔らかな手触りが特徴の手漉き和紙をつくり、主に和菓子のパッケージ用として使われています。越前和紙はかつて公家や武士階級の公用紙として使われたり、明治維新後にはお札の「太政官札」にも使われてきました。

RYOZO 店⾧の栁瀨靖博さんは「越前和紙には1500 年の歴史がありますが、生活文化の中に根づいてきたことに注目してほしい」と話します。そして、「越前和紙を知るには、5 社ほどの製紙所へ行ってみてください。工場の雰囲気も、職人さんの様子も、全く違うのでおもしろいと思います」とアドバイスをくれました。

RYOZO では、新しく紙漉きの体験施設もつくり、紙漉きインストラクターの養成講座も始めました。

「最近は若い方で伝統工芸に興味を持つ方も増えています。多くの人にこの文化を知ってもらうため、『週末工芸』にも力を入れています。一般の方に来てもらいやすいよう、週末にイベントを行ったりしています」と、越前和紙の文化を次世代に伝えていくための決意を栁瀨さんは語ってくれました。

手漉き和紙の製造作業。

手漉き和紙の製造作業。山から引いた水を使って漉かれている。
福井・伝統工芸アイドルグループ『さくらいと』のメンバー・MAIさん。

福井・伝統工芸アイドルグループ『さくらいと』のメンバー・MAIさん。1年ほどRYOZO 栁瀨良三製紙所に通って紙漉きを習い、今年2月からはMAIさんがインストラクターになって紙漉き体験を行うツアーが開かれている。
●RYOZO 栁瀨良三製紙所
https://washi.website/
2 日にわたって旅をしてみた丹南地域。もっと滞在をして、地元の方の話を聞いてみたくなりました。コロナ禍が落ち着いた後は、ぜひ、人と会う旅を丹南で!
丹南地域へ向かうJR北陸本線からの車窓。

丹南地域へ向かうJR北陸本線からの車窓。これから新緑の季節を迎えます!

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