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「螺」なんと読む?
うーん・・・
虫に田に糸?
虫に田に糸?
気になる答えは……
答え:つぶ
答えは「つぶ」でした!螺とは一部の食用の巻貝の通称です。ツブのほか、にし・になと読むこともあります。おもに二シ類やエゾバイ類の貝などを指すことが多いそうです。
螺貝初めて食べました つぶ貝とアワビとサザエを足して割らない感じの歯応えでめちゃ美味しかったです🐚 pic.twitter.com/OZWGQnpmlL
— 夕木有 (@yukiyu716) November 5, 2020
青森県の郷土料理「しょうが味噌おでん」
青森県で螺と言えば「モスソ貝」。エゾバイ科の貝のひとつで「アワビツブ」「ベロツブ」などと呼ばれています。長時間煮ても硬くならない弾力のある身はおでんにピッタリで、青森市を中心とした郷土料理のひとつ「しょうが味噌おでん」にも螺が使用されることもあります。しょうが味噌おでんは、すりおろしたしょうがを入れた味噌だれをおでんにかけて食べる料理。螺をはじめ、ぼたん焼きちくわ、さつま揚げの大角天、曲がりたけのこなどが入っているのも特徴です。
おかみさんの気遣いから生まれたソウルフード
初夏は曲がりたけのこの旬でもあることから冷やしたしょうが味噌おでんを提供する店も少なくありませんが、もともとは戦後の闇市の屋台で、寒い冬にお客さんの体を少しでも体を温めてあげたいという屋台のおかみさんの想いから生まれたものなのだとか(諸説あり)。2005年には町おこしの一環として、しょうが味噌おでんを全国に広めたいと「青森おでんの会」も発足しています。ちなみに青森県内のコンビニではおでんにからしではなく、味噌をつけてくれる店も多いそうですよ。
しょうが味噌おでん、
うんまぁ~😋👍🏻👍🏻✨ pic.twitter.com/fsVGU1lTeJ— あむら (@amura8296) July 1, 2018
今回は「螺」をご紹介しました!
参考:うちの郷土料理(https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/index.html)
参考:あおもり産品販売促進協議会(https://aomorisanpin.jp/)
参考:北海道(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/)