「柘榴・石榴」なんと読む?
和歌山県には柘榴川という川もありますよね。
これなんと読む?
答え:ざくろ
答えは「ざくろ」でした!柘榴(以下石榴を省略)は、ミソハギ科ザクロに属する果物のひとつです。平安時代に日本へ渡来してきたと言われており、日本では主に花を観賞する目的で栽培されてきたのだそう。5月末~6月頃にオレンジの花が咲き、9月~10月頃になると果実が熟します。熟すと果実がパカっと割れて種が見えるのが特徴です。甘い柘榴になると、なんと糖度15%ほどになるのだとか。
和歌山県で栽培される柘榴
主にアメリカにあるカリフォルニア州や中近東の国からの輸入が多く、国産での流通は非常に珍しいとされる柘榴。そのなかのひとつ、和歌山県の観音山ざくろは宝石のように赤い果実が特徴で、熟すと自然に割れ目ができるのが特徴なのだそう。柘榴の種子にはエストロゲンが多く含まれているほか、ビタミン類も豊富。そのまま果汁を楽しむのもいいですが、柘榴酢や柘榴酒、スムージーにするのもオススメです。
今回は、 柘榴をご紹介しました。柘榴の樹皮や果皮、果実には駆虫作用があると言われており、漢方薬としても利用されていたこともあったそうですよ!