「菠薐草」なんて読む?千葉県が生産量TOPのあの野菜!

「菠薐草」なんて読む?千葉県が生産量TOPのあの野菜!

2021.07.20

「菠薐草」、これなんの野菜?


お味噌汁やお浸しの食材としても利用されていますよね。

緑色をしたあの野菜ですよ!


 
写真提供:写真AC

答え:ほうれんそう


答えは「ほうれんそう」でした!菠薐草は、ヒユ科に属する野菜で、緑黄色野菜の代表格でもあります。菠薐草は東洋産と西洋産、交雑種があり、



  • 東洋産=葉がギザギザ。葉肉が薄めでアクが少ない。(主にお浸しとして利用)

  • 西洋産=葉が丸く肉厚。(主に炒め物などに利用)

  • 交雑種=東洋産、西洋産の両方を掛け合わせたもの。


といった特徴があります。


国内生産量TOPは千葉県


菠薐草の国内生産量TOPは千葉県です。農林水産省による平成24年産野菜生産出荷統計によれば、千葉県の菠薐草は国内の13,6%を占めています。そのなかでも野田市、船橋市、柏市、千葉市が主な産地で1年中出荷されますが、とくに美味しいと言われているのは1~2月頃。寒締めと呼ばれる収穫前に冬の寒さにあえてさらす方法で育った菠薐草は、甘みが増して栄養価も高くなりやすいのだそう。






今回は、菠薐草をご紹介しました。菠薐草はシュウ酸などによりアクがあるため、下茹ですると美味しく食べられます。 その時に栄養分が逃げないように短時間で茹でた後、冷水にさらすと良いそうですよ!