自分が応援したい自治体を選び、寄附ができる「ふるさと納税」。空の旅で各地をつなぐANAは、ふるさと納税のポータルサイト「ANAのふるさと納税」で、全国の返礼品をそれぞれの地域の魅力とともに紹介。寄附をすればマイルも貯まる「ANAのふるさと納税」で、新しいつながりが生まれています。
全国の地方自治体による、「ふるさと納税」を応援するポータルサイト「ANAのふるさと納税」。空の旅で各地をつなぐANAならではのネットワークと視点が活かされ、地域の魅力を伝えるサイトだ。「ふるさとSTORY」という読み物ページもあり、土地ごとの旬や文化、風土とともに生産者の思いが記され、返礼品の先にある地域の素顔を知ることができる。
サイトを担当する『全日空商事』ECビジネス事業部・ふるさと納税チームマネージャーの早川みな恵さんは、「返礼品をきっかけに、それぞれの土地を知っていただき、ファンになって、最終的には足を運んでいただけたらうれしく思います」と、ANAがふるさと納税を応援する思いを説明する。
2016年に始まったサイトでは、これまでにも「おいしい」から始まる新しいつながりを数多く生んできた。
北海道・白糠町も、ふるさと納税をきっかけに多くの「白糠町ファン」が誕生した町だ。町がふるさと納税を始めた2015年度のふるさと納税額は約1億6000万円、翌年は約8億2000万円と支援を伸ばし、18年度は約32億1000万円になった。
この躍進の理由を、白糠町の町長である棚野孝夫さんは「どうすれば地域の魅力が伝わるかを、事業者と行政が一緒になって考えてきたことで、町の支援者、ファンを増やせたのだと思います」と話す。
地域の「おいしさ」を楽しみ、寄付金の使いみちも選べる。
こうした白糠町の返礼品の一番人気は、獲れたてのおいしさが味わえると評判の「いくら」。加工会社の『広洋水産』は、いくらが最もおいしい9月〜10月に白糠町沖で獲れた秋鮭の完熟卵のみを使用している。
「腹を裂いて取り出した卵を30分以内に醤油へ漬けます。さらに独自の窒素加工で酸化を防いで冷凍しているので、鮮度と風味を保ったままご家庭へと届けられます」と、同社・営業開発部課長の工藤啓介さんは、おいしさの秘密を教えてくれた。
白糠町は「ししゃも」の名産地でもある。町を流れる庶路川、茶路川にはししゃもが遡上する。漁期は10月後半から1か月しかなく、『マルダイ大森水産』ではその漁期でも卵が熟す、中2週間の期間のししゃもだけを買い付け、昔ながらの方法で加工している。
「ししゃもの大きさに合わせて、手振りで塩を振り、一晩乾燥させる。そうすることで、身が締まって味が凝縮されます。手間はかかるけど、うちは50年以上、同じやり方なの」と代表取締役の大森照子さんは笑う。
野山を駆け回るエゾシカの「ジビエ肉」も白糠町ならではの返礼品だ。もともと牧場主だった『馬木葉』代表の松野穣さんが、鳥獣害駆除のために狩猟を始めたのが約20年前。仕留めた命を無駄にしたくない思いで加工の技術を習得してきた結果、クセがなく、おいしい赤身肉の評判が料理人の間で広がり、現在では全国約800店のレストランへ卸している。「シカ肉は火を通しすぎないことがポイント。普通の焼き肉と同じように、塩・胡椒や柑橘類のタレで食べていただけたらうれしいです」と松野さんは言う。
寄附をすることでこうした返礼品が届くふるさと納税だが、「ANAのふるさと納税」では、寄附金の使いみちを選ぶこともできる。白糠町へのふるさと納税でも、町が掲げている使い方を選択できる。
「ふるさと納税は未来へ向けての大切な投資。将来のために有効に使っていきたいと思います」と、棚野町長が語るように、白糠町ではこれまで子育て、子どもたちの教育事業、移住支援などに活用してきた。
ふるさと納税をきっかけに、その土地を好きになり、応援するリピーターが増えている。地元の人々の営みが感じられる「ANAのふるさと納税」は、地域と人とのつながりを深めるサイトでもある。
「ANAのふるさと納税」の簡単4ステ
ップ
上記の4ステップで「ふるさと納税」の手続きができますが、給与所得者は、ふるさと納税先の自治体数が5つまでの方に限り、確定申告を行わなくてもふるさと納税の寄附控除が受けられる「ワンストップ特例制度」が利用可能です。申し込み時にその旨のチェック欄にチェックを入れると、ワンストップ特例申請書が自治体から郵送されます。必要事項を記入、押印して返送すれば、自治体間で税の控除手続きを行ってくれるので簡単です!
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より使いやすく! 「マイページ」機能ができました
ANAマイレージクラブのお客様番号でログインすることで、寄附までの登録作業が簡単になり、寄附履歴がいつでも確認できるマイページ機能が登場。お気に入りの自治体や返礼品の登録もできて、ますます便利に。