街も私もキレイになれる、スウェーデン発のゴミ拾い✖️ジョギングが人気

特集 | 年末年始のご馳走疲れ。身体をやさしく整える、助けになるモノ・コトを紹介 | 2 街も私もキレイになれる、スウェーデン発のゴミ拾い✖️ジョギングが人気

2022.01.31

口コミとSNSにより話題を集め、人気急上昇中の「プロギング」。 スウェーデンが発祥で、簡単に説明するなら、ジョギングをしながらゴミ拾いをするという新しいスポーツ。

社会に貢献しながらフィットネスにもなり、さらに普通に走るよりも下半身などに負荷をかけることができ、筋トレ効果を高めることにもなるのだそう。
スウェーデン人アスリートのエリック・アルストロムさんが発案したのが2016年、今や世界100ヶ国以上で楽しまれる一大ブームとなっています。

プロギングイベント
総勢74名が参加、名古屋市環境局と共催したプロギングのイベント

SDGs時代の新たなスポーツ

日本でも「プロギングジャパン」が発足され、北海道から沖縄まで全国各地でイベントを開催。参加者はリピーターになるだけでなく、周囲にも広めたいと主催者側にまわる人も多いのだといいます。

プロギングの魅力ついて、「身体、心、交流の3つにメリットがあるから」とプロギングジャパン代表の常田英一朗さん。「ゴミを拾うためにしゃがむことで、ただ走るより体幹などが鍛えられてフィットネス効果が高まり、社会貢献をしたという気持ちよさもプラスされます。また新たな出会いが生まれ、その後も別の活動を共にするなど交流を深めていく人も少なくありません」。

本国のプロギングをただそのまま日本に持ち込むのではなく、個人への恩恵を全面に打ち出し、普及に努めてきたそうです。参加者のおよそ6割はこれまでSDGsイベントなどに加わったこともなく、“何となく楽しそう”などの理由から参加を決めているのだとか。

プロギングジャパン代表
プロギングジャパン代表の常田さん。楽しさから環境問題へ意識を向けることを目的に多数のイベントを開催

常田さんの「環境問題に興味をもつきっかけになりたい」との想いから、趣向を凝らしたイベントも多く開いています。
プロのトレーナーを招いてトレーニング重視にしたり、キャンプ場で親子イベントとして催したり、地域の観光を兼ねたプログラムにしたり。ひとくちにプロギングでは括れないほどさまざまです。

親子プロギング
キャンプ場と共催、山林のゴミを拾う親子プロギング

運動苦手でも楽しめる、レベル分けなどの工夫

公式サイトを覗けば毎月5回ほどのイベント告知があり、どれも楽しそうですが、日頃から運動習慣がない人であれば、いきなりジョグイベントへ参加するのは不安かもしれません。
おおよそどのくらいの距離を走るのか尋ねたところ、約2〜4キロほどとのこと。さらに60名を超えるイベントになると、ウォーキング、ノーマル、エクストリームとチーム分けされるとのことなので、体力に自信がない人は事前に問い合わせておけば安心です。

プロギングイベントを主催したい、どうすれば?

プロギングジャパンではプロギングのイベントを主催したい人に向けたサポートも行なっています。イベントとして成功させるコツや備品のレンタル、もっとも重要な「車道のゴミは拾わない、足元ばかりでなく遠くを見ながら走る」といった事故を防ぐためのアドバイスもしてくれます。
新年を迎えて心身ともにリフレッシュしたい、友人も増やしたいなんて思っていたら、ピッタリなスポーツではないでしょうか?

名古屋で開催されたプロギングイベント

▼プロギングイベントの開催予定
https://sotokoto-online.jp/media/works/v2/articles/12087/edit
▼プロギングジャパンの公式サイト
https://plogging.jp/

文:時津 木春