口コミとSNSにより話題を集め、人気急上昇中の「プロギング」。
スウェーデンが発祥で、簡単に説明するなら、ジョギングをしながらゴミ拾いをするという新しいスポーツ。
スウェーデン人アスリートのエリック・アルストロムさんが発案したのが2016年、今や世界100ヶ国以上で楽しまれる一大ブームとなっています。
SDGs時代の新たなスポーツ
プロギングの魅力ついて、「身体、心、交流の3つにメリットがあるから」とプロギングジャパン代表の常田英一朗さん。「ゴミを拾うためにしゃがむことで、ただ走るより体幹などが鍛えられてフィットネス効果が高まり、社会貢献をしたという気持ちよさもプラスされます。また新たな出会いが生まれ、その後も別の活動を共にするなど交流を深めていく人も少なくありません」。
本国のプロギングをただそのまま日本に持ち込むのではなく、個人への恩恵を全面に打ち出し、普及に努めてきたそうです。参加者のおよそ6割はこれまでSDGsイベントなどに加わったこともなく、“何となく楽しそう”などの理由から参加を決めているのだとか。
プロのトレーナーを招いてトレーニング重視にしたり、キャンプ場で親子イベントとして催したり、地域の観光を兼ねたプログラムにしたり。ひとくちにプロギングでは括れないほどさまざまです。
運動苦手でも楽しめる、レベル分けなどの工夫
おおよそどのくらいの距離を走るのか尋ねたところ、約2〜4キロほどとのこと。さらに60名を超えるイベントになると、ウォーキング、ノーマル、エクストリームとチーム分けされるとのことなので、体力に自信がない人は事前に問い合わせておけば安心です。
プロギングイベントを主催したい、どうすれば?
新年を迎えて心身ともにリフレッシュしたい、友人も増やしたいなんて思っていたら、ピッタリなスポーツではないでしょうか?
名古屋で開催されたプロギングイベント
https://sotokoto-online.jp/media/works/v2/articles/12087/edit
▼プロギングジャパンの公式サイト
https://plogging.jp/
文:時津 木春