MENU

ニュース

料理の本当の風味がわかる新商品。オールジルコニアのディナー用カトラリー

  • URLをコピーしました!

ジルコニア・セラミックス製フォーク、ナイフ、スプーンなどのカトラリーを製造する株式会社ZIKICOが、新たに開発したオールジルコニアのディナー用カトラリーを、新宿マルイメンにおける単独のPOP UP SHOP開催を皮切りに販売を開始します。料理の本当の風味がわかるカトラリーの新しいシリーズです。

目次

POP UP SHOP情報

期間:2022年1月11日~23日、11時~20時30分
場所:新宿マルイメン1階、東京都新宿区新宿5丁目16-4
 (74633)

新商品

ZIKICOディナーカトラリー(KIYOシリーズ)
フォーク、ナイフ、スプーン
材質:ジルコニア
ダシの味見をしたとき、スプーンを使うよりも器から直接口にした方が風味を強く感じました。それによって、金属臭が風味を隠していると気づきました。金属が酸化作用によって脂質を分解し、金属臭を発生させるからです。とはいえ陶磁器や木のスプーンは、使いづらかったり耐久性がなかったりします。そこで、金属よりも高い強度を持つジルコニア・セラミックスでのカトラリーの製作を決意しました。
ジルコニアの加工は、原材料を製品の形にした後、陶磁器と同じように窯で焼き締めることで行います。その際の収縮は陶磁器よりもはるかに大きく、窯の中での変形や割れが問題になります。2019年に販売を開始したディナー用カトラリーは、先端だけにジルコニアを使用し、柄にプラスチックを使用することで、ジルコニア部品を小さくして、変形などの問題に対処しました。
その後、徐々に大きな製品の開発にチャレンジし、2020年にオールジルコニアの両面計量スプーンとオールジルコニアの和菓子用カトラリーを発売しました。そしてこの度、ようやくディナーサイズのカトラリーを、ジルコニアだけで量産できるようになりました。継ぎ目がない事で製品としての強度も増しました。重心が手元に近くなり、更に軽く感じるようになりました。2020年発売の和菓子用のカトラリーと同じKIYOシリーズとして、日本的なデザインに仕上っています。
新商品の発売を発表するPOP UP SHOPは、新宿マルイメンの1階、外からのアクセスの良い靖国通りに面したガラス張りのイベントスペースで開催します。新商品のKIYOシリーズに加え、ドイツのiFデザイン賞、イタリアのA’デザイン賞金賞、東京都の世界発信コンペティション技術優秀賞を受賞したSUMUカトラリーシリーズ、およびJIDAミュージアムセレクション賞を受賞したジルコニアの両面計量スプーンも販売します。
ジルコニアは馴染みのない素材ですので、ご来店頂ければ、カトラリーをジルコニアで製造することによるメリットや特徴、お取り扱いに関することなどのご説明をします。
受賞履歴
2017年 グッドデザイン賞、JIDAミュージアムセレクション賞(日本)
2019年 iFデザインアワード(ドイツ)、A’デザインアワード金賞(イタリア)
2021年 世界発信コンペティション技術優秀賞(東京都)、JIDAミュージアムセレクション賞
 (74640)

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!

関連記事