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【開催】海洋プラスチックゴミ問題をアートで見つめる、横浜八景島主催「”名画になった”海 展」

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株式会社横浜八景島は、ごみゼロの日(5月30日)を機に、2022年5月31日(火)~2022年7月18日(月・祝)まで、ITOCHU SDGs STUDIOにて、プラスチックゴミによる海洋汚染問題をアートで表現した展示『“名画になった”海 展』を開催します。

目次

2つの企画で構成された展示

プラスチックゴミ問題解決へ向けた展示です(ソトコトオンライン編集部)
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今年4月1日からプラスチックゴミに関する新法案(プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案)が施行され、昨今、日本国内におけるプラスチックゴミの問題意識は急速に高まっています。産業活動によって排出される年間数百万トンものプラスチック廃棄物の多くは最終的に海にたどり着き、魚をはじめ、海全体の生態系に悪影響を及ぼしています。『生きものを通じて世界に笑顔と感動を』をスローガンに掲げる横浜八景島は、海や川を脅かすこの深刻な問題に警鐘を鳴らすために、本展示会を開催します。
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展示会場

第一部:もし、あの名画が描かれた時代が、2050年だったら?ゴミであふれた未来の海をAI技術で再現

フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーギャン、喜多川歌麿、葛飾北斎、エドゥアール・リウー、馬遠(ばえん)の6名の巨匠たちが描いた海を、プラスチックゴミの量が魚の量を超えると言われている2050年の姿にアップデートした作品が並びます。各アーティストの画風や絵のタッチをスタイルトランスファーというAI技術を用いて再現した本作品は、2019年に「仙台うみの杜水族館」で発表され、海外からも高い評価を受けました。
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(左)サント=マリー=ド=ラ=メールの海景 2050 フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)×AI、(右)富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 2050 葛飾北斎(1760-1849)×AI

第二部:マイクロプラスチックが舞うスノードーム『Microplastic Globe(スノードームになった未来の海)』

第二部では、マイクロプラスチックが漂う海の中と、そこで暮らす海の生きものを表現したスノードーム『Microplastic Globe』を5つ展示しています。ドームの中を舞うフレークは、実際に海から回収したプラスチックを使用しており、既に海洋プラスチックゴミの影響が報告されている5つの生物(カクレクマノミ、ミズクラゲ、ザトウクジラ、アオウミガメ、マゼランペンギン)の意匠と共に鑑賞できます。各種ドームの造形・制作は、スノードーム作家・石田兵衛(いしだ ひょうえ)氏が担当しました。
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(左)カクレクマノミ、(右)アオウミガメ
ドームに使用されたプラスチックは、海洋プラスチックのアップサイクル事業をアート活動として行う会社「REMARE(リマーレ)」の協力のもと収集されました。尚、本プロダクトは、マイクロプラスチック問題啓蒙の役目を終えた後、専門家の監修のもと適切に処分します。
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(写真)ドームに使用したプラスチックゴミが収集された海岸

「”名画になった”海 展」概要

主催:株式会社横浜八景島
期間:2022年5月31日(火)~2022年7月18日(月・祝)11:00~18:00
※休館日:毎週月曜日、月曜日が休日の場合、翌営業日が休館

会場:ITOCHU SDGs STUDIO (東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)
料金:入館料無料
※詳しくは公式HPをご覧ください
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/20220516.html

この情報のまとめ

・プラスチックゴミ問題を考える展示
・第一部/第二部に分かれている
・横浜八景島主催

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