石川・金沢市街を一望できる体験型アートカフェ「金沢茶寮」にて、親子で体験できる夏休みのスペシャルプラン「夏の自由研究(工作)プラン」を3日間限定で開催。
体験型アートカフェ「金沢茶寮」について
今年の夏休みの自由工作は“なりきり作家”に。ひと夏の思い出を「金沢塗」でマグカップに彩る親子体験が誕生!
それは、この空間では誰もが“こどもにもどること”
つい正解を探してしまうお父さん、お母さんへ、金沢茶寮からのメッセージです。
この日だけは、金沢茶寮に足を踏み入れたその瞬間から“こどもにもどる”気持ちを大切にしてみませんか?
好きな色、好きな模様、好きな塗り方…。
自分の「好き」や「らしさ」に向き合う時間の中で、忙しい毎日を過ごすうちに忘れかけていた心がときめく感覚を、答えのない創造力をお子様と一緒に、お楽しみください。
Experience
アート
この体験は金沢茶寮へ足を運ぶ前から始まっています。
今回の限定プランでは、親子で一つ思い出の写真を選んでいただき、そこから得たインスピレーションをもとに器に絵付をします。色で表現してみたいと思う写真を、事前にスマートフォンや現像しご持参ください。
親子で思い出を振り返りながら言葉を交わす時間も、お子様の感性を引き出す大切なひとときです。
ご持参いただいた写真をもとに、色鮮やかな17種類以上の塗料から、作りたい世界観を想像し3色選定します。通常プランでは湯飲みやお猪口に色を付けますが、親子プランのみ限定で「九谷焼」のマグカップに色を施します。写真からイメージする色や、理想の色を作る過程はそれぞれ。大人もこどもも自分の感性を信じて色選びすることを心掛けてみてください。
金沢茶寮での塗り体験は、「漆芸」ならではの重ね塗り・磨き・削るという技法をもとに、現代風にアレンジした金沢茶寮ならではの最先端の「金沢塗」を用いています。金沢塗は、江戸時代から受け継がれる特有の漆による色彩で表現する伝統文化ですが、金沢茶寮では伝統を次世代へ伝えていくために、楽しくアレンジし多彩なカラーバリエーションをご用意しています。
カフェ
創作後は、完成した器でジュースやお茶を飲みながら作品を感じる時間を過ごします。一般的な工芸体験では、数週間〜2ヶ月後に作品が完成するのに対し、金沢茶寮ではその場ですぐに完成形を手に取ることができるため、自分で作る喜びや感動をより強く感じられます。記念すべき最初の一杯は、こだわりのオリジナルブレンド日本茶「shu ha ri」または2種類のジュースからお選びいただけます。
“塗って、味わい、感じる”2時間を終えて作家デビューを果たしたみなさんに、金沢茶寮オリジナルの認定証をプレゼントいたします。
Plan
■開催日時
① 8月17日(水)10時〜/ 13時〜
② 8月23日(火)10時〜/ 13時〜
③ 8月25日(木)10時〜/ 13時〜
※1枠6人 3ペア
※小学校低学年推奨
※開催3日前の18時まで受付可能
■体験所要時間:2時間
■料金:体験 10,000円 (税込)/ 親御様1名+お子様1名
<プラン内容>
・「アート(塗り)」
金沢の伝統工芸九谷焼のマグカップに、重ね塗り・磨き・削りの技法を用いた漆芸を現代風にアレンジした金沢塗を体験(マグカップは1名様につき1つずつ塗り体験可能)
・「カフェ」
完成したマグカップでジュースやお茶を飲みながら作品を感じる時間。オリジナルの認定証もプレゼントいたします。
<体験ご予約フォーム>
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000216465/
Date
■住所:〒920-0832 石川県金沢市卯辰町チ16-17
■営業時間:平日 10:00〜 18:00 / 休日 10:00〜 18:00
※体験の最終スタート時間は16:00です。
■定休日:毎週水曜日
■席数:[体験]1階 8席/[カフェ] 2階 10席
※カフェのみの利用も可能
■電話番号:076-254-6647
■アクセス:金沢駅からタクシーで約10分
■料金:通常体験 6,600円 (税込) / 1名
カフェメニュー 500円〜
<WEBサイト>https://www.kanazawasaryo.jp/
Person
伝統文化を次世代へ伝えていくために、時代に合わせた楽しみ方を提供したいと考え、この度「金沢茶寮」を開業する運びといたしました。また、吉岡氏と松浦氏、それぞれの視点が重なり合い生まれた最先端の「金沢塗」の色彩は、江戸時代から続く「金沢塗」特有の漆による色彩ではなく、陶器に色鮮やかな10種類以上の塗料を重ね塗り、削り、感性を研ぎ澄ましながら器を描く技法となります。
その裏側には、石川県で古くから受け継がれる伝統工芸「九谷五彩」*1や「金沢塗」で用いられる限られた色彩に囚われず、「漆芸」ならではの重ね塗り・磨き・削るという技法を「九谷焼」に融合させることで、金沢の「塗り文化」に新たな風を送り込む、作家としての挑戦も。*1:緑・黄・紫・紺青・赤の色絵の具を自在に活用して、絵付けされたスタイル。
金沢に訪れた際にはぜひ、古今の伝統美と出会える「金沢茶寮」へとお越しください。