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韓国にもうな重ブーム到来? 鰻の成瀬、韓国に初進出!その人気の秘密とは?

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日本で人気の食材・鰻。近年では価格高騰が続き、気軽に味わうことが難しくなってきました。しかし、そんな鰻をもっと身近に、もっと手軽に楽しみたいという願いを叶えるお店が登場しました。それが、2022年創業の鰻専門店「鰻の成瀬」です。創業からわずか3年で国内324店舗という驚異的なスピードで展開し、2024年12月13日には、韓国1号店となる文井店がオープン。海外3号店目となり、世界進出を加速させています。鰻の成瀬は、「美味しい鰻をお腹いっぱい」をコンセプトに、老舗店の1.5倍の量でありながら、価格は約半額という価格設定を実現。美味しい鰻をお腹いっぱい食べたいというニーズに応え、人気は鰻登りに上昇。メディアにも多数取り上げられ、外食アワード2024やぐるなび今年の一皿にも選ばれました。

目次

人気の秘密1:独自の調理システムで美味しい鰻を低価格で提供

鰻の成瀬の特徴は、職人の技に頼らない、システム化された調理方法です。従来の鰻専門店では、熟練の職人が鰻を捌き、焼き上げていました。そのため、どうしても人件費がかさみ、鰻の価格にも反映されていました。しかし、鰻の成瀬では独自の調理システムを開発することで、職人の技量に左右されることなく、安定した品質の鰻を効率的に調理することを可能にしました。これにより、人件費を削減し、高品質な鰻を低価格で提供できるようになりました。また、このシステム化された調理方法は、店舗展開のスピードを加速させる上でも大きな役割を果たしています。熟練の職人を育成するには長い時間と労力が必要ですが、システム化された調理方法であれば、比較的短期間でスタッフを育成することができます。

人気の秘密2:居抜き物件の活用でコスト削減

鰻の成瀬は、コロナ禍で増えた居抜き物件を積極的に活用することで、初期投資を抑え、低価格での鰻の提供を実現しています。新規出店の場合、店舗の設計や内装工事などに多額の費用がかかりますが、居抜き物件であれば、既存の内装や設備をそのまま利用できるため、初期投資を大幅に削減することができます。これにより、浮いたコストを鰻の価格に還元し、お客様に還元することに成功しています。

韓国進出!世界へ羽ばたく鰻の成瀬の未来

鰻の成瀬は、日本国内での成功を足掛かりに、世界進出を加速させています。韓国1号店に続き、今後さらに多くの国に進出していく予定です。韓国・文井店では、日本のうな重と同様に、鰻一尾を丸ごと使用したうな重を提供しています。メニューは梅、竹、松の3種類があり、価格帯は22,000ウォンから36,000ウォンです。英語メニューも用意されており、外国人観光客にも気軽に利用してもらえるよう配慮されています。また、テイクアウトにも対応しており、自宅でも鰻の成瀬の味を楽しむことができます。

鰻の成瀬の成功は、美味しい鰻を低価格で提供しているだけでなく、システム化された調理法や居抜き物件の活用など、効率的なビジネスモデルを構築していることにもあります。

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