海が、プラスチックで溢れている。私たちには何ができるのだろうか。
世界70カ国以上、 1200回以上の上映。17カ国語に翻訳され、短縮版は国連総会でプレミア上映された話題作。
11月13日(金)アップリンク渋谷・吉祥寺 ・京都ほか全国順次ロードショー
多くの科学者や識者が警鐘を鳴らす、海洋プラスチック問題。年間800万トンものプラスチックが海に捨てられているという。その大半は海底に沈み 、海面や海中を漂うプラスチックも永久に分解されず、マイクロプラスチックとなって食物連鎖の一部になっていく。 プラスチックゴミによる海洋汚染の実態とは?そして プラスチックが海に、プランクトンに、クジラに、海鳥に、人体に及ぼす影響とはー?
デイビ ッド・アッテンボロー 、シルビア・アール 、タニヤ・ストリーター、バラク・オバマ他が出演。必見のドキュメンタリー。
監督:クレイグ・リーソン
製作総指揮:ソンジア・ノーマン、ダニエル・アウエルバッハ、クレイグ・リーソン
配給:ユナイテッドピープル
宣伝:スリーピン
原題:A PLASTIC OCEAN 100分/ 2016年/イギリス・香港
映画概要
シロナガスクジラに魅せられ、幼い頃から追い続けていたクレイグ・リーソン。
しかし、世界中の海を訪れる中、プランクトンよりも多く見つけたのはプラスチックゴミだった。美しい海に、毎年800万トンものプラスチックゴミが捨てられている事実を知り、海洋学者、環境活動家やジャーナリスト達と共に、自身が監督となり世界の海で何が起きているのかを調査し撮影することを決意する。
21世紀に入り、生産量が激増しているプラスチック。便利さの一方で、大量のプラスチックが海に流出し続け、近年は5mm以下の「マイクロプラスチック」による海洋汚染にも大きな注目が集まっている。調査の中で明らかになるのは、ほんの少しのプラスチックしかリサイクルされていないこと。海鳥の体内から、276個のプラスチックの破片が発見されるなど、海に捨てられたプラスチックで海洋生物が犠牲になっていること。そして、プラスチックの毒素は人間にも害を及ぼすかもしれない。撮影クルーは世界中を訪れ、人類がこの数十年でプラスチック製品の使い捨てを続けてきた結果、危機的なレベルで海洋汚染が続いていることを明らかにしていく。
クレイグ・リーソン監督プロフィール
ジャーナリスト、映画 監督 、活動家。
BBC、CNN、アルジャジーラ、ナショナルジオグラフィック、ディスカバリーチャンネル、Australia’s ABC等に出演 。司会者、ニュースレポーターとして活躍し、ジャーナリストとして30年の経験を持つ。起業家としてLeeson Media International、Ocean Vista FilmsCEOを務める 。I Shot Hong Kong Film Festival創設。プラスチック・オーシャン財団エバンジェリスト。 1999年からドキュメンタリー作品を制作、 2016年公開の映画「プラスチックの海(原題:A PLASTIC OCEAN 」は国内外で15以上の賞を受賞。2017年の国連総会では短縮版(22分)が上映された。