今回で16回目、毎年リピーターが増えている「いけだ食の文化祭」。池田町の食文化を支える生産者たちの背景を知ってほしい、交流を楽しんでほしいという思いから、会場は生産者それぞれの地元、つまり町内一円となっております。そばや新米、鮎、野菜、ジビエを使った料理のほか、木工体験や野菜の収穫など、農村ならではの魅力に触れられる店舗が約60店、池田町内を彩ります。訪れた人はガイドマップを片手に町を巡っていただくスタイルで、地元民との深い交流が楽しめると好評です。
今回の「いけだ食の文化祭」ではお楽しみ企画として、池田町の食品加工研究支援施設「食ラボ」にて開発された新名物「いけだ玉まんじゅう」の食べ比べ企画を行います。また、毎年好評の俵担ぎチャレンジ、いけだ農村検定、農業機械乗車体験、野菜収穫体験なども実施。今年は環境への取り組みとして、町民手作りの新聞紙マイバックの配布も行います。
福井県池田町は人口約2300人、森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町です。心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。
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「いけだ 食の文化祭2023」開催概要
■開催日程
令和5年11月4日(土) ・5日(日) 10:00~15:00
※店舗により営業時間は異なります。
■会場
池田町内まるごと
案内所:お祭り広場、まちの駅こってコテいけだ
★各店舗の詳細はガイドマップをご参照ください。
ガイドマップは10月中旬から町内施設などで配布予定。
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「いけだ食の文化祭2023」お楽しみ企画
〈今年の新企画〉
●「いけだ玉まんじゅう」食べ比べ
池田町の食品加工研究支援施設「食ラボ」にて、今年開発されたばかりの「いけだ玉まんじゅう」をお祭り広場にて販売します。まんじゅうといえばあんこのイメージが強いですが、このまんじゅうは池田町ならではの食材が満載。地元野菜たっぷりの「豚だいこん」と「かぼちゃ煮」、池田で捕獲された鹿肉を使った「鹿すき焼き」の3種類を提供予定です。ぜひ、食べ比べてみてください。
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〈農村文化の継承〉
●俵担ぎチャレンジ
昨年は200人以上が参加した毎年大人気の企画です。1人が1年間で消費するお米が一俵(約60㎏)と言われていますが、昔は一俵を担ぎあげて運ぶことができれば一人前とされました。また、かつて俵編みは、冬場の農閑作業として各家で行われていましたが、現在は編むことが出来る人は数少なくなっています。農村文化の継承と昔ながらの知恵を感じてほしいという思いで、毎年この企画を続けています。
場所はお祭り広場にて、男性は60kg、女性は30㎏、小学生は20㎏の俵担ぎにチャレンジいただけます。成功者には池田町の新米をプレゼントします。(無料/予約不要:当日受付※雨天の場合は中止)
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●農業機械乗車体験
毎年ちびっ子たちに大人気の農業機械乗車体験を今年も開催します。普段は間近で見ることの少ないトラクターやコンバインに農家の方と一緒に乗りこみ、田んぼの中を走ります。でこぼこした土の上で走る感覚や、農業機械の操作の難しさなどを実感できます。 (無料/予約不要:当日受付)
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●いけだ農村検定
店舗の看板や窓口に、池田町独自の方言や食べ物、町の取り組みなどについてのクイズを設置しています。池田町民であれば分かる問題も多いので、出店者や来場者に声をかけて聞いてみてください。正答数に応じて素敵な商品をプレゼントします。解答用紙は案内所(こってコテいけだ、お祭り広場)と各店舗にて配布予定(回収は案内所のみ)。
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〈環境保全への取り組み〉
●新聞紙マイバック配布
環境に負荷をかけるプラスチックごみを削減するため、池田町婦人福祉会の協力を得て、「新聞紙マイバック」を300個手作りしました。案内所(こってコテいけだ、お祭り広場)にてアンケートにお答えいただいた方にプレゼントします。このバックを持って、町内のお店を巡ってください。
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●いけだの畑は直売所
大根や白菜、にんじんなど、旬の野菜を自ら収穫して、量に応じて料金を支払い、そのままお持ち帰りいただける人気企画です。池田町では平成12年より町独自の「ゆうきげんき正直農業」事業をスタート、化学肥料を使わずに土本来の豊かさを取り戻し、農薬の使用を極力減らす、自然や人に優しい農業を推進しています。肥沃な土壌で育った生命力あふれる野菜の採れたての美味しさを味わってみてください。
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【参考資料:いけだ食の文化祭2023 ガイドマップ】
10月中旬以降ホームページにも掲載
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■「あたりまえをたやさないまち」池田町
福井県池田町は人口約2300人、森に囲まれた小さな町です。
心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。
池田町町長・杉本博文
「人々が共同して暮らす小さな社会だからこそ、人々が関わりあえる、相互扶助が生きるまちでありたいと願っています」
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