【12月より提供スタート】深海生物オオグソクムシと麦芽を使用した発泡酒「オオグソクムシと麦の酒」誕生。

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ジビエ居酒屋「米とサーカス」は、静岡県駿河湾で獲れた海生甲殻類オオグソクムシと麦芽を使用した発泡酒「オオグソクムシと麦の酒」の販売を12月より開始しました。そのユニークなルックスで水族館やグッズでも人気のあるダンゴムシの仲間、「オオグソクムシ」の新たな魅力を発見していただける商品。同店の人気メニューである「オオグソクムシの姿揚げ」と共にお召し上がりいただきたい一品です。

■オオグソクムシとは？

ダンゴムシ、ワラジムシなどと同じ等脚目の生物の中では日本最大種の生物で体長は10～15cmほど、水深150～600mの深海に生息しています。雑食性で、水中の有機物なら何でも食べ、魚や鯨の死骸や弱った小動物やヒトデなどを食べることから「深海の掃除屋」ともよばれています。網にかかった魚を食い荒らすことがあるので、漁師からは邪魔者扱いされていました。しかし数年前よりその独特で謎めいた生態系が人気を呼び、今ではグッズ販売やオオグソクムシに特化したイベントに行列ができるほどになっています。

■「オオグソクムシと麦の酒」のこだわり

原材料：大麦麦芽（ドイツ製造）・オオグソクムシ・ホップ

麦芽使用料：50%

アルコール：5.0%

スタイル：上面発酵（エール）

内容量：330ml価格：1980円

構想５年、岡山県の「吉備土手下麦酒醸造所」さんとの共同開発で

ついに誕生した「オオグソクムシと麦の酒」。

オオグソクムシの美味しさの特徴である、エビや蟹に似た風味を活かすために、

香ばしく焼いて粉砕したオオグソクムシをたっぷり麦汁に加え、発酵・熟成させました。

オオグソクムシが日本の酒税法の”副原料”に該当しないため、

ジャンルは「発泡酒」となりましたが、ビールと同じく麦芽50%・ホップを加えて

ビールと同じ製法で丁寧に醸造されています。

瓶から注ぐと明るめの銅色が美しく、モルトのほろ苦さとコク、

後味にオオグソクムシがふわりと香ります。

飲み方はキンキンに冷えた状態よりも少し室温に戻したくらいの温度がおすすめ、

香りが立ってより美味しくなります。

ぜひ、カリカリに揚げた「オオグソクムシの姿揚げ」と

一緒にお楽しみいただきたい一杯です。

■米とサーカスで食べられるオオグソクムシ料理

オオグソクムシの姿揚げ　2280円

米とサーカスでは2016年から内臓を抜いた状態で素揚げした

「オオグソクムシの丸揚げ」を提供。

その独特でグロテスクな見た目から「キモ可愛い」「インスタ映えする」と、

あっという間に人気メニューになりました。

甲羅は少し硬いですが、お客様からは「エビやカニに似た味で非常に美味」と

言われています。

怪鮮寄せ鍋　１人前 3680円（２人前〜）

割れたり小さかったりと提供できないオオグソクムシと昆布と鰹節で出汁をとりました。全身トロと言われるほどの脂を湛える巨大深海魚「アブラボウズ」とアサヒガニ、ツブ貝、バイ貝など、全国の海から「怪しいのに旨い」海の幸が大集合。水族館職員の皆さんからも絶賛！の今年初登場の寄せ鍋です。

オオグソクムシラーメン　1980円

普段捨てられている内臓部分は臭みを消しつつ、オオグソクムシ独特の香りを残したグソク味噌を作りました。ミキサーで粉々にした殻と身をしっかりと絞って作った濃厚なスープは、エビのような甲殻類の香りを感じられます。海をイメージし海苔やワカメをトッピング、オオグソクムシの殻・身・内臓を丸ごと味わえるラーメンです。※不定期・期間限定メニューのため現在は提供していません。