『クラダシ』は高知県北川村と連携して、2020年11月に社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」を開催しました。また2021年3月には鹿児島県西之表市と連携し、サトウキビをはじめとする地元特産物の収穫支援を行うクラダシチャレンジを開催します。
クラダシチャレンジとは
『クラダシ』では過去6回にわたり、社会問題に興味がある学生が、人手不足に悩む地方農家での収穫支援を通して地域創生やフードロス問題について考える社会貢献型インターンシップ「クラダシチャレンジ」 を実施。参加学生の旅費は地域経済の活性化と社会発展に寄与するため設立した「KURADASHI地方創生基金」から支援しています。
クラダシチャレンジは、人手不足で収穫できない農家に学生をインターンシップとして送ることで、一次産品の未収穫廃棄品を削減することに大きく寄与。また、収穫した農産物の一部をKURADASHIで販売しすることで、農家の収益増加が見込めると同時に、売上の一部はKURADASHI地方創生基金として積み立てられるエコシステムの構築を実現しています。
▼KURADASHI地方創生基金の詳細はこちら
https://www.kuradashi.jp/fund
▼過去のクラダシチャレンジ開催事例
・鹿児島県種子島でのさとうきび収穫支援
https://www.kuradashi.jp/html/user_data/assets/pdf/challenge01.pdf
・香川県小豆島でのオリーブ収穫支援
https://www.kuradashi.jp/html/user_data/assets/pdf/challenge04.pdf
・高知県北川村でのゆず収穫支援
https://www.kuradashi.jp/html/user_data/assets/pdf/challenge06.pdf
高知県北川村との取り組み
『クラダシ』と高知県北川村は、2020年11月19日、食品ロス削減を通した食育推進に向けた連携協定を締結しました。今後、村民及び村内事業者に向けた普及啓発活動を行い、合わせて食育の充実を目的に協働することに合意しています。高知県北川村は、子育て教育ビジョンを制定し、特産物であるゆずを基盤とした地域経済の維持・発展をめざしています。ビジョンでは村が目指す保育、小学、中学の15年間の一体教育の中で地域資源を題材とした探究的な学びを展開し、地元地域への愛着と誇りを育む計画となっています。またビジョンの今後の検討事項として、子どもたちの自立を目的とした食育の推進が位置付けられていることも踏まえて村の教育改革を推進しており、『クラダシ』としても継続的な支援を進めてまいります。
その一環として2020年11月27日~12月1日にかけて北川村での第1回目となるクラダシチャレンジを実施。10名の学生が参加し、約1トンものゆずの収穫支援を行いました。
クラダシチャレンジ参加者の感想
参加した学生からは以下の感想が寄せられました(一部抜粋)。
地方が抱えるリアルな課題観、一筋縄では解決できない地方創生問題の難しさに直面し、地方創生問題を当事者として考えていくきっかけとなりました。
実際に現地に行ったことで地域によって様々な課題を抱えていることを実感し、自身の価値観や知見が広がる貴重な経験になったと思います。
役場や農家の方々との交流を通じて、地元への熱い想いと誇りを体感し、活気のある村を作っていくために何が必要なのか、自治体の目線から考えることができました。
次回クラダシチャレンジ(鹿児島県西之表市)の詳細
活動概要
開催日程:3月8日(月)〜3月29日(月)のうちの7泊8日(計3回開催)
場所:鹿児島県西之表市
実施内容:サトウキビをはじめとする特産物収穫支援・現地の方との交流・SNS等を利用した地方の魅力発信&活動報告
参加条件
・現在大学生・大学院生の方
・全日参加可能な方
・クラダシチャレンジ参加規約に同意いただける方
※オンライン授業などによる部分的な不参加については要相談
※自宅⇔空港までにかかる交通費は原則学生側が負担
こんな人を求めています
・フードロス・地方創生の問題に興味がある人
・ソーシャルビジネスについて学びたい人
・意欲的な学生と繋がりたい人
・他の学生にない経験をしたい人
・社会貢献をしたいけど何をしたらいいかわからないという人
▼次回クラダシチャレンジのお申込はこちらから
https://www.wantedly.com/projects/568096
※期間中は新型コロナウィルス感染症対策を徹底いたします。
※状況によっては開催を中止することがございます。
社会貢献型フードシェアリングプラットフォーム「KURADASHI」について
KURADASHI(https://www.kuradashi.jp/)は、フードロス削減への賛同メーカーより協賛価格で提供を受けた商品を最大97%OFFで消費者(会員)へ販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付する日本初・最大級の社会貢献型フードシェアリングプラットフォームです。環境保護や動物保護の団体、新たに設立したKURADASHI基金など、全19団体を支援しています。
2020年9月現在の主な累計実績
・食品ロス削減数:9,232トン ・経済効果:28億6,192万円
・CO2削減数 :23.63t-CO2 ・寄付総額:46,253,620円
受賞歴
2017年 「ソーシャルプロダクツ・アワード2017」優秀賞
2018年 東京都環境局「チームもったいない」の「Saving Food」部門代表に抜擢
2018年 環境省主催「第6回グッドライフアワード」環境大臣賞
2019年 品川区「社会貢献製品支援事業」選定・認定
2020年 第7回「食品産業もったいない大賞」審査委員会委員長賞
2020年 「環境白書」「消費者白書」に掲載
2020年 第3回「日本サービス大賞」農林水産大臣賞
2020年 令和2年度「気候変動アクション環境大臣表彰」
2020年 第21回「グリーン購入大賞」農林水産大臣賞
2020年 第55回 「社会貢献者表彰」