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しまね移住PRムービー『伝統芸能・石見神楽を継ぐ「ヒーローでなくても、ここで一緒に暮らしたい」』

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近年、移住先としての人気が高まっている島根県では、2019年度に3700人の移住者を受け入れました。その人気の要因としては、「子育てのしやすさ」(合計特殊出生率 全国2位・保育所数/10万人あたり 全国2位)、「働きやすさ」(平均帰宅時間の早さ 全国2位)、「暮らしやすさ」(スーパーマーケット店舗数 全国1位)などが挙げられます。島根県は、観光地としてだけでなく、移住先としての魅力をより多くの方々に知っていただくべく、多様な情報発信に努めております。

そこで、この度は島根県の移住者が自ら出演・制作する「しまね移住PRムービー」の第4弾【伝統芸能・石見神楽を継ぐ「ヒーローでなくても、ここで一緒に暮らしたい」】が2月1日(月)よりYouTubeにて公開されました。

目次

動画概要

タイトル:しまね移住PRムービー 伝統芸能・石見神楽を継ぐ「ヒーローでなくても、ここで一緒に暮らしたい」

企画:Craftsman”s Base Shimane

映像:戸田耕一郎

出演:窪田真菜

「しまね移住PRムービー」は“島根で暮らす”を体感する全4本の映像シリーズ。

本映像を企画したCraftsman’s Base Shimaneは、島根県でフリーランスとして活動するUIターン者を中心に構成されています。ライターやデザイナー、編集者、映像クリエイター、ディレクターといったクリエイターたちと、島根県政策企画局広聴広報課が協働して実施するプロジェクトです。

シリーズ他3本の映像はこちら↓

組子職人の世界「世界で一番美しい障子を作っています」

家族で島の暮らしをつくる「必死なんですけど、めっちゃ幸せです」

現代型百姓のくらし「小さな森のような畑をつくりたい」

 

《出演者プロフィール》石見神楽温泉津舞子連中 窪田真菜さん

1989年 東京都練馬区で生まれ育ち、地元小学校4年生のころからヒップホップダンスに夢中になる。京都造形芸術大学に入学し、“ステージに立つ側から、ステージを支える側へ”と舞台芸術学を専攻。照明・音響などを学びながら、同大学の短期産業連携授業「温泉津プロジェクト」に参加。島根県大田市温泉津町の石見神楽に出会う。“島根で神楽を学び、人とふれあいながら暮らしたい”という思いが募り、ふるさと島根定住財団のフォローアップを得ながら、大学卒業後すぐに温泉津町に移住。現在は同町の老舗旅館で働きながら、神楽やダンスを通じた地域おこしに力を注いでいる。

撮影時にインタビュー! 窪田さんのリアルな”しまね時間”とは?

なぜ島根に移住を?

舞台芸術を学んでいた大学時代に「温泉津プロジェクト」に参加し、在学中の4年間、京都と温泉津を往復して、神楽を学びながら、地元の人たちと連携して神楽イベントなど地域おこしに携わってきました。そんななか、大学4年のときに東日本大震災が起きました。当時、東京がパニックになっている一方、島根の穏やかな自然と、そこに暮らす人たちの顔と顔がすごくみえるコミュニティに安心感を覚えました。そして石見地方は、神楽が暮らしのなかの一部として存在しているので、わたしも暮らしの一部として神楽に関わっていきたいと思い、移住を決めました。暮らしに溶け込んでいる神楽は、まるで「生き物」のように変化し続けるというか、その存在を毎日、感じながら暮らしています。もう島根に移住して、2021年で10年目になります。

いま温泉津町でどんな1週間を過ごしてますか?

いま日中は輝雲荘という旅館に勤めています。そして、週2回、夕方は温泉津と大田市のダンス教室でインストラクターとして4つのクラスを担当していて、子どもから大人まで40名ほどの人たちと一緒にヒップホップダンスを楽しんでいます。あとは神楽の稽古ですね。夕方などに自由な時間があるときは、地域の子どもたちと釣りに行ったり、温泉に行ったりもします(笑)

島根のいまもこれからも変わらず好きな点は?

星空がきれいだし、海や温泉がすぐ近くにあって…という島根のどこにでもある環境が、とてもありがたいことだと感じますね。東京に住んでいるとなかなか味わえないことです。

伝統芸能というと、どこか閉鎖的で、外者を寄せ付けないという雰囲気がありますが…。

いえいえ、石見神楽にそうした気風などはまったくないですね。こちらから地域の伝統芸能を「勉強したい」と入っていくと、地域の人たちはみんな優しく受け入れてくれます。「好き!」という気持ちさえあれば、みんな一緒になって取り組んでくれるんです。それはどこへ行っても感じますね。みんなの気持ちが一緒になると、神楽でも仕事でも、なんでも取り組むのが早いです。わたしも神楽の技術を磨いて、地域の人たちに「きょうの神楽はよかったよ」といわれると、本当にうれしい。あと、わたし自身の成長もですが、一緒に神楽に挑む子どもたちの成長も感じられるのがとても幸せです。

次の目標や、夢は?

10年という節目でいま思っているのは、これまでずっと演じてきた恵比寿もそうですが、“温泉津にどう関われるか”という点でも、もう一段上へとステップアップしたいです。わたしがいることで、「街にひとり住民が増えた」ではなく、「街が明るくなったよね」にしたいなと。交流人口・関係人口が増えればいいなと思っています。そのためにも、自分が関わる地域の人たちをもてなせる居心地の良い「お店」を持つのが夢ですね。島根県・温泉津の魅力を発信し、より多くの方々に知ってもらうきっかけにもなるような場所にしたいです。

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