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”地元中学生の育てたお豆”【花豆】で作ったスイーツ「花豆ソフトクリーム」販売開始

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五竜から新発売する「花豆ソフトクリーム」と、そのソフトクリームを使った「花豆パフェ」には、白馬村に隣接する大町市美麻地区(旧美麻村)の美麻小中学校9年生(中学3年生)が、”総合”の授業で立案した村おこしを目的に運営している、「花豆株式会社」で栽培・収穫した豆が使われています。

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(左)花豆ソフトクリーム 500円/(右)花豆パフェ 700円(税込み)
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白馬五竜ゴンドエア山頂駅 カフェレストラン「あるぷす360」

「花豆」は標高900~1,200m付近で主に生育し、低温を好み温暖地では花が咲いても結実しないため、主に北海道や長野県の一部、群馬県などの冷涼な地域で栽培されています。今回使用した紫花豆は、赤色の大きな花をたくさん咲かせるのが特徴で、その名の由来にもなっています。

豆は紫の地に黒色の斑が入っていて紫花豆と呼ばれ、豆粒は際立って大きく、煮豆、甘納豆の原料になります。紫花豆の栄養価は高く、糖質や脂質を体に吸収させずに、エネルギーに変えやすくする効果が期待できるビタミンB1、B2が豊富に含まれており、代表的な豆のひとつである大豆と比較すると、大豆よりも紫花豆の方がカロリーが低く、脂質は約1/8ほど。五竜がかねてより花豆のオリジナル商品を仕入れていたヘアサロンとレストランカフェを併設し、花豆スイーツを提供する東京都渋谷区上原「SCARLET」で、同中学生により昨年収穫された花豆を甘煮にしたものをソフトクリームに使用しました。

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「花豆株式会社」では、授業の中で立案・生産はもとより、商品開発・販路開拓などにも取り組んでおり、地元食材の活用、高山植物の啓発を模索していた五竜が花豆の仕入れを打診したことから、新メニュー開発にいたりました。6月15日(火)に同中学9年生全員(10名)を招いて行われた「花豆ソフトクリーム」の試食会では、「甘すぎず、美味しい」、「さわやかで夏にぴったりのソフトクリーム」、「(生産者としては)合格」等、いくつかのうれしいを感想がありました。

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美麻小中学校9年生のみなさん

ゴンドラで約8分、「白馬五竜高山植物園」のあるゴンドラ山頂駅へ上がり、山々を眺め植物に囲まれながら、ご当地ならではの味を楽しんでください。収穫された花豆には限りがあるので、なくなり次第販売終了となります。

目次

販売場所

白馬五竜ゴンドラ山頂駅となり、レストラン「あるぷす360」

【値段】
花豆ソフトクリーム/バニラソフトクリーム/バニラと花豆のミックス:各500円(税込)
花豆パフェ:700円(税込)(※販売開始7月予定。)

【販売期間】
2021年6月26日(土)~10月17日(日)(予定※なくなり次第終了。)

花豆の苗の植替え

また、白馬五竜エスカルプラザでは、6月4日(金)に美麻小中花豆の苗の植替え学9年生と一緒に新たな花豆の苗の植替えをしました。

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花豆のグリーンカーテンが育ちますように。

花豆は成長するとツルが伸び、グリーンカーテンを作ることができます。夏の盛りには、エスカルプラザの一角に赤い花をつけたグリーンカーテンが誕生する予定です。6月25日(金)現在、植え替えした苗のうち20株すべてに最初の赤い花が咲いています。

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グリーンカーテンに咲いた花豆の花

また中学生たちのこれまでの花豆栽培活動や、花豆を使った村おこしの活動内容がわかるパネルをエスカルプラザ内に展示する予定です。合わせてチェックしてみてください。

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