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【熊本】宿泊事業の承継から地域観光の未来をつなぐ。阿蘇山麓の宿がリニューアル

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日常の喧騒から離れ、心ゆくまで自然に癒やされたい…。そんなときにおすすめなのが、熊本・阿蘇山麓に佇む離れの宿「SHIJIN 南阿蘇」。歴史ある旅館が、地域への思いとともに引き継がれ、新たに生まれ変わった宿です。阿蘇の雄大な自然に抱かれながら、贅沢なプライベート空間で過ごす時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。


目次

地域への思いを繋ぐ「事業承継」

「SHIJIN(シジン) 南阿蘇」は、もともと「ペンション ジクウ舎」という名前で長年親しまれてきた宿です。経営者の高齢化に伴い、ペンションは閉鎖の危機にありましたが、地元出身のメンバーで構成された合同会社アソウトが事業を承継しました。

この承継は、単に宿を引き継ぐだけでなく、「地域観光の未来を繋ぐ」という大きな使命を持っています。合同会社アソウト代表の石垣圭佑氏は、「長く親しまれてきた宿の想いを大切にしながら、これからの時代に合った形で磨きをかけ、地域の魅力をさらに伝えていきたいと考えています。私たちはこれまで空き家の活用を通じて、地域に眠る遊休資産を次世代につなぐ取り組みを続けてきました。今回の承継もその一環であり、阿蘇地域で持続的に観光を育んでいく挑戦でもあります」とコメントしています。

5つの異なるコンセプトを持つ離れ

リニューアルされた「SHIJIN 南阿蘇」は、5棟の離れからなるプライベートな空間です。それぞれの離れは、阿蘇の自然や文化をテーマにした異なるコンセプトを持っています。

  • 1号棟「湧水(Yūsui):阿蘇の象徴である豊かな湧水にちなんだ客室。ダブルベッドが配された洋室タイプで、清涼感あるデザイン。窓の外には木々が揺れ、南阿蘇らしい水と緑の調和を楽しむことができます。
  • 2号棟「六花(Rikka):雪の異称から名づけられた冬の部屋。和室スタイルで、落ち着いた雰囲気が特徴。凛とした冬の阿蘇を想起させる、静謐な時間を過ごせる空間です。
  • 3号棟「萌黄(Moegi):野焼き後の新緑を表す春の部屋。キッチンを備えた洋室タイプで、ペット同伴可。春に芽吹く阿蘇の力強さを感じさせる一棟です。
  • 4号棟「草丘(Soukyu):草原と青空を象徴する夏の部屋。8帖の和室で最大4名まで滞在可能。草千里や大観峰の雄大な風景をイメージさせる開放的な設えです。
  • 5号棟「花穂(Kasui):ススキや稲穂が陽に輝く秋の部屋。1LDKの間取りでキッチン付き、ペット同伴可。大きな窓からは阿蘇の秋らしい光と影のコントラストを楽しむことができます。

ヴィラというプライベートな空間で、雄大な田園風景を眺めながら、阿蘇ならではの静けさと解放感を味わうことができます。この秋は、生まれ変わった「SHIJIN 南阿蘇」で、特別な癒やしの時間を体験してみてはいかがでしょうか。

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