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「鱟魚」なんと読む?
ヒント:生きた化石と呼ばれている
— Gordon (@minomigu) April 20, 2014
答え:カブトガニ
答えは「カブトガニ」でした!鱟魚はほかにも「甲蟹」、「兜蟹」、「鱟」と書くこともあります。鱟魚は、カブトガニ亜目カブトガニ上科カブトガニ科に属しています。カニやエビなどの甲殻類の仲間のように思いますが、分類学的には「クモ」や「サソリ」に近い生物です。また2億年ほどの間、姿を変えずに生存してきたことから「生きた化石」と呼ばれることもあるのだとか。
山口県の鱟魚
山口県では本州の中では安定して鱟魚が繁殖していると言われており、おもに平生湾、山口湾、千鳥浜で確認することができます。千鳥浜では干潟の底質が泥質~砂泥質~砂質などさまざまあることから、鱟魚の幼生の分布に影響を及ぼしているものの、2020年度に行われた産卵に来るつがいの調査では過去最多の1001ものつがいが確認されたそう。ですが深刻なのは平生湾で、昭和40年代頃には漁師が邪魔者扱いするほどの数が生存していたものの、湾内の環境変化などから砂の中に産まれた卵塊の調査ではここ数年、安定したデータがとれておらず、危機的な状況が続いているのだそう。
カブトガニ❗
小学校の理科室におる奴。
絶滅危惧種なんじゃけど
山口では平生湾、山口湾
千鳥浜に生息しちょるんよ。
下関では食べよった時期も
あるらしいんじゃけど
ぶち不味いんてwww
血液が医療に使えるみたいで
アメリカじゃ1リットル
約15,000ドルで売買されよんて💰#カブトガニ #山口県 pic.twitter.com/GFT05vAukA— 山口ふく (@yohei_0711) February 15, 2019
今回は「鱟魚」をご紹介しました!
参考:平生町(http://www.town.hirao.lg.jp/)
参考:環境省自然環境局 生物多様性センター(https://www.biodic.go.jp/)