MENU

Contents

日本のローカルを楽しむ、つなげる。

Follow US

SDGs

【夏の防災月間到来】もしもの備えを日常に!SDGs視点で選ぶ防災グッズ特集

  • URLをコピーしました!

夏は台風や集中豪雨、猛暑など自然災害が多発する季節。防災備蓄用の長期保存飲食品を扱う株式会社グリーンデザイン&コンサルティングでは、「SDGs」の観点からも食品ロスとして問題視される、入れ替え時の防災備蓄品の大量廃棄について、自社の製品の持つ高いスキルを活かしたリサイクルシステムを発表するなど、持続可能な防災への取り組みが注目を集めています。今年の夏は、環境にも優しい「SDGs防災グッズ」で賢く備えてみませんか?

目次

インテリアに溶け込む「見せる防災」の新提案

防災備蓄品ストッカーブランド「IF(イフ)」を展開する南海工業株式会社は、2025年6月に新商品「Side Table(収納付サイドテーブル)」を発売。「もしもの備えを日常に。」というブランドコンセプトのもと、日常の延長に”備え”を溶け込ませるプロダクトを目指しました。

ソファ横やベッドサイドに設置できるサイドテーブル型ストッカーは、取り外し可能なオーク材の天板でリモコンや小物も収納可能。防災用品を”見せる収納”に変え、住まいに馴染む佇まいを実現する新しい防災のかたちです。

食品ロス削減で循環型防災を実現

GDAC製品は、240を超える自治体や国際空港、国立競技場など大型公共施設、全国の企業、病院、学校、一般家庭で多数採用されており、2022年10月製造より7年保存の賞味期限を製造から8年6ヶ月に延ばします。これにより入れ替え時点で、賞味期限に1年6ヶ月のゆとりが生まれますので、食品リサイクルとして活用していただくのに最適です。

入れ替えサイクルを延ばすとともに、入れ替えの際の大量廃棄をSDGsな取り組みに変えて、国内外のNPO団体とも連携し生活困難な人々の支援に活用する循環型の仕組みが構築されています。

防災プロデューサー監修の機能性も重視

IFの商品は、デザイン性に加え、防災備蓄としての機能性にもこだわっています。収納部分の監修を担うのは、防災プロデューサー・永田宏和氏(NPO法人プラス・アツ理事長/デザイン・クリエイティブセンター神戸センター長)。

長年にわたり国内外で防災教育の普及に取り組む専門家の監修により、「在宅避難」を前提とした防災備蓄の考え方を取り入れ、必要最小限かつ実用的な備蓄アイテムの収納が想定されています。

家庭の防災対策の現状とローリングストック活用

2025年度家庭の防災対策実態調査では、防災食備蓄率は59.0%、コスト要因で備蓄断念約3割に増加。ローリングストックの活用24.6%で過去最高を記録という結果が発表されています。

ローリングストックとは、普段の食事でも使える食品を多めに買い置きし、食べた分だけ新しく補充する方法。賞味期限切れによる食品ロスを防ぎながら、常に新鮮な非常食を確保できるSDGs的な備蓄方法として注目されています。

60年の技術革新が生んだ新しい防災

IFを運営する南海工業は、60年以上に渡り消火器の格納箱を製造しているメーカー。長年、消火器に関係した製品を扱っている会社として、「防災という切り口を活かした取り組みはできないか」とIFのブランドをスタートしました。

災害への備えが一つの社会課題ともいえる状況において、「もしもの備え」を日常生活に取り入れる人が増えればという想いで、伝統的な技術と現代のライフスタイルを融合させた製品づくりを行っています。

この夏始める持続可能な防災ライフ

SDGs防災グッズの特徴は、環境負荷を減らしながら、いざという時にしっかりと機能すること。デザイン性も重視することで、日常生活に自然に溶け込み、防災意識を持続させることができます。

この夏の防災月間を機に、見た目も美しく、環境にも優しい新しい防災スタイルを始めてみませんか?持続可能な社会づくりと災害への備えを両立させる、これからの防災のかたちがここにあります。

参照元

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね
  • URLをコピーしました!