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シーンの美しさ、 ミニマムな台詞で 観客を引き込む。- 『僕はイエス様が嫌い』

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祖母と同居するため、両親とともに東京から雪深い地方に引っ越してきた少年ユラ。転校先のミッション系の小学校で、日々行われる礼拝に戸惑う彼の前に、ある日、小さなイエス様が現れる。自分にしか見えないイエス様は、ユラの願いを叶えてくれていたものの……。小屋から逃げ出したニワトリやサッカーボールを追いかけ、雪原で遊び回る少年の姿、教室の窓から射し込むやわらかな光など、対象と適切な距離を保ったカメラが映し出す1シーン1シーンの美しさ、最小限に抑えた台詞で観客に想像の余地を残す演出に、22歳の監督の力量がのぞく。

『僕はイエス様が嫌い』公式サイト https://jesus-movie.com/
5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開

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