「大人、子どもが心から思いきり遊べるような場所がない。それなら、そんな場をつくろう!」という思いから生まれた「遊び」の場、『原っぱ大学』。2015年からは単発イベントだけではなく会員制の定期プログラムとして運営を開始。活動では「何をしてもよし、何もしなくてもよし」をモットーに、大人も子どもも、その場にいる一人ひとりが、自分が感じるまま、考えるままに過ごせる場にすることを大切にしている。
参加者は、焼き芋やマシュマロを焼いて食べる、フィールドで秘密基地をつくる、山の奥に探検に出かける、ひたすら穴を掘る、水鉄砲で遊ぶ、泥んこになるなど、自由に自然の中で遊べる。地元の京急電鉄とともに、横須賀市野比地区にある山を、大人・子どもの遊びの場として活用しながら未来に残す取り組みもスタートした。最近は大人向けの場も開いている。
教えてくれた人
text by Miho Soga
記事は雑誌ソトコト2023年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。