ここは、前回に引き続き「ゆめが丘」。
ゆめが丘。
生まれたての赤ん坊のようなまち。
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ついこの間まで鬱々と電車に揺られていたのはどこへやら。
すっかり芝に寝ころび、まちの音に耳を傾ける余裕すらできた。
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かんかんかん。ういーん。ばりばり。工事のにぎやかな音。
ぶーん。たたんたたん。忙しそうに走る車や電車の音。
たったったった。見知らぬ誰かが足早に駆けていく音。
きゃっきゃきゃっきゃ。おぎゃー。ちびっこのはしゃぐ音。
ひゅー。さらさら。ざわざわ。季節を運ぶ風に、木々が揺らぐ音。
音。
姿かたちは様々あって、ひとつひとつが言わば
まちの息づかい。まちの呼吸音。
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このまちは、すくすくと成長している。
そんなことを日々考えながら、
ワクワクと電車に揺られる今のわたし。
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