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秋のリトリート旅。福知山廃線敷ハイキングへ

旅する蝸牛

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紅葉狩りには行きたいけど、たくさんの人がいて混み合った場所は苦手だな~。そんな人にもオススメなのが廃線敷ハイキング。メジャーな観光スポットではないのでシーズン中でも人が少なくてのんびり散策できるのが良いところ。ちょっとした冒険気分も味わえて、しかも大阪から電車でわずか30分ほどというアクセスの良さも魅力的!

目次

知る人ぞ知る、JR福知山線の廃線敷を紅葉ハイキングしてきた

今回は生瀬駅で下車し、武田尾駅までの約5kmを紅葉を眺めながら散策する片道約2時間ほどのウォーキング。大阪から約30分ほどのアクセスで、こんなに豊かな自然体験ができるのは珍しいかもしれない。家族や友達、みんなで参加すれば旅気分も味わえるし、なんといっても無料なのが嬉しい。

武庫川渓谷にそって雄大な自然を眺めながらのハイキングはとても気持ちが良くて、紅葉シーズンにぴったりのコース。古い枕木やレンガ積のトンネルなど当時の遺構がそのまま残されていて、ノスタルジックな気分にたっぷり浸ることができる。かつての線路のすぐ脇には武庫川渓谷が広がっていて、見上げるほどの高い渓谷やダイナミックな渓流を間近で感じることができる。

今年は少し紅葉が遅れてるみたいだけど、自然の草木を観察したり、鉄道遺構を撮影しながら歩くだけでリトリートを満喫でき、プライスレスな非日常体験を味わえる。かつてここを機関車が走っていたことを考えると不思議な気分になる。

JR福知山線廃線敷は、1986年に新線開通によって87年におよぶ運行を終了した。かつて機関車が走っていた線路脇には豊かな自然がひろがっていて、ドングリやクルミ、落ち葉などが心地いいアクセントになっている。そんな森の宝探しをしながら歩けば2時間ほどのコースも楽しい時間に。

とくにトンネルはこのハイキングコースの魅力の一つ。コース内には幾つもトンネルがあり光が差し込まないため、スマホや懐中電灯がないと歩けないほど真っ暗闇の世界。光のない世界で、スマホや懐中電灯のライトだけを頼りに歩くのは、五感が研ぎ澄まされるような感覚になる。明るさになれた現代人にとっては、暗闇を体験できる場所はむしろ特別な場所かもしれない。

天気が良くても山あいの渓谷は日陰が多く肌寒い。時間があれば、武田尾駅からすぐの武田尾温泉にも足をのばし、自然の中で温泉を愉しむのもオススメ。冷えた体をあたためてくれるし、色とりどりの紅葉の葉が浮かぶこの季節ならではの露天も愉しめる。

エリア情報

福知山線廃線敷ウォーク
住所:西宮市六湛寺町10-3
TEL:0798-35-3321(西宮観光協会)
URL:https://nishinomiya-kanko.jp/fukuchiyamasen_haisenjiki2019/

武田尾温泉 紅葉館別庭あざれ
住所:兵庫県宝塚市玉瀬字イヅリハ1-47
TEL:0797-91-0131
URL:https://takedao-onsen.jp/

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