食材を包む時に便利なラップ。でも使い捨てのラップはすぐ捨ててしまうことも多く、もったいないと感じたことのある人もいるのではないでしょうか。「みつろうラップ」は、繰り返し使えてゴミも出ず、さらにいつもの食材がよりおしゃれになると話題のアイテムです。今回は、みつろうラップの作り方と活用アイデアをご紹介します!
目次
みつろうラップとは?メリットやデメリットもご紹介
今じわじわと注目を集めているみつろうラップ。みつろうラップとは、ミツバチの巣から採れるみつろうを布に染みこませて作るラップのことです。この100%天然素材のみつろうで作るラップには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
みつろうラップのメリット
・抗菌・保湿効果がある:みつろうの性質のおかげで食材の鮮度を保ちながら保存できる
・水洗いすることで繰り返し使える:使い捨ての必要がなくなり節約になる、ゴミが出ないためエコ
・適度な通気性がある:食材の呼吸を妨げずに保存できる
・いろいろな形にフィットする:みつろうが手の温度で柔らかくなるため、お皿や食材など様々な物ににフィットする
・地球に優しい:ごみが減るだけではなく、プラスチック製のラップとは異なり燃やしても土や空気を汚さない
・おしゃれ・可愛い:好きな色・柄の布を使えるため、見た目もおしゃれで映える
・水洗いすることで繰り返し使える:使い捨ての必要がなくなり節約になる、ゴミが出ないためエコ
・適度な通気性がある:食材の呼吸を妨げずに保存できる
・いろいろな形にフィットする:みつろうが手の温度で柔らかくなるため、お皿や食材など様々な物ににフィットする
・地球に優しい:ごみが減るだけではなく、プラスチック製のラップとは異なり燃やしても土や空気を汚さない
・おしゃれ・可愛い:好きな色・柄の布を使えるため、見た目もおしゃれで映える
みつろうラップのデメリット
・熱に弱い:お湯で洗うことや、電子レンジでの加熱はできない
・適していない食材がある:生肉や生魚、酸の強い食材には不向き
・乳児の口に入るものには使用できない:ボツリヌス菌がいる可能性があるため、1歳未満の乳児がいる場合は使用しないでください
・適していない食材がある:生肉や生魚、酸の強い食材には不向き
・乳児の口に入るものには使用できない:ボツリヌス菌がいる可能性があるため、1歳未満の乳児がいる場合は使用しないでください
デメリットもありますが、可愛くてエコで便利なラップは使っていて気分も上がります♪すべてのラップをみつろうラップに変える必要もないので、まずは一枚作ってみるのもおすすめです。
初めてでもカンタン!みつろうラップの作り方
みつろうラップは、材料さえあれば短時間で、誰でも簡単に作ることができます。みつろうは近くのお店になければ、ネットで注文するのがおすすめ。それでは作り方をご紹介していきます!
みつろうラップの材料・準備する物
・布
・みつろう
・クッキングシート
・新聞紙
・アイロン
・アイロン台
・みつろう
・クッキングシート
・新聞紙
・アイロン
・アイロン台
みつろうラップの作り方
1.まずは布を好きな大きさにカットします。20×20㎝くらいが使いやすくておすすめですが、用途によって大きさを変えてくださいね。
2.アイロン台の上に新聞紙、クッキングシート、布の順番に置きます。
3.布の上にみつろうを広げ、その上からさらにクッキングシートを重ねます。
4.低温のアイロンで、押し当てるようにしてみつろうを溶かします。溶けてきたら、全体に行き渡るようアイロンで伸ばしてください。
5.みつろうが行き渡らなかった部分があれば、1~2粒ずつ足して溶かしましょう。
6.布全体にみつろうが染み込んだら、固まる前にクッキングシートをはがし、風通しのいい場所で乾かして完成!火傷に注意してくださいね。
1枚作るのにかかった時間はたったの5分!あっという間に可愛いみつろうラップのできあがりです。みつろうはすぐ乾くので、乾いたら清潔な場所で保管しておきましょう。
みつろうラップの活用アイデア5選
続いてはみつろうラップの使い方をご紹介します。ここで紹介する以外にも、アイデア次第でさまざまな使い方ができると思うので、自分に合った活用方法を見つけてみてくださいね。
みつろうラップの活用アイデア①野菜や果物を包む
一つ目は、野菜や果物。みつろうラップには抗菌・保湿効果や適度な通気性があるため、野菜や果物を新鮮な状態で長持ちさせてくれます。包む際は、みつろうラップが野菜にフィットするよう、手の温度でみつろうを温めながら包んでくださいね。
みつろうラップ活用アイデア②パンを包む
二つ目はパン。パン屋さんで買ってきたパンを包むのも良いですし、手づくりのサンドイッチを包むのもおすすめ。見た目も可愛く、具材がこぼれにくく食べやすいので、ピクニックなどに持って行くのも良いですね!みつろうの除菌・保湿効果でパンの美味しさを保ってくれます。
みつろうラップ活用アイデア③おにぎりを包む
三つ目はおにぎり。いつものおにぎりも、みつろうラップで包めばなんだかおしゃれに見えてきます。みつろうラップは熱に弱いので、包む時は粗熱が取れてから包むのがおすすめです。手の温かさも使いながら、ぴたっとくっつくように包んでくださいね。
みつろうラップ活用アイデア④食器のフタとして使う
四つ目は食器。余った料理などを保存する際、みつろうラップをかけて保存します。使う際はお皿の形に合うよう、手できゅっと抑えながら密着させてくださいね。ゴミも減ってエコにもつながります。
みつろうラップ活用アイデア⑤お菓子を包む
五つ目はお菓子。みつろうラップを折り紙のように追って袋型にすれば、お菓子の保存にも便利です。お菓子をみつろうラップでラッピングすれば、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれるはず!
みつろうラップのお手入れ方法
みつろうラップは使ったら水洗いし、よく乾燥させてから清潔な場所で保管しましょう。繰り返し使っているうちに乾燥し、粘着力が弱まってきますが、またアイロンでみつろうを溶かすと粘着力が復活します。もし効果が弱まってきたと感じたら試してみてくださいね。
みつろうラップで暮らしに彩りとエコを増やそう
今まで何気なく使っていた使い捨てのラップも、自分の好きな色や柄のみつろうラップにすることで愛着が湧いてきます。何度も買い足す必要がないので、節約にもなるのが嬉しいところ。環境に優しいので、使っていて気持ちもいいんです。たくさん使うものだからこそ、自分のお気に入りのもので暮らしを豊かにしていけるといいですよね。気になる方はぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
写真・文:さいとうえみり