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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『ふくやま病院』・ 譜久山 剛さんが選ぶ 「ウェルビーイングを感じる本5冊」

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目次

1. ナガオカケンメイの考え

長く使い続けてほしいものを売り、リペアするという『D&DEPARTMENT』の考え方に共鳴し、ロビーや病棟食堂の家具は「カリモク60」に。新しい『ふくやま病院』の歴史は5年半前に始まったばかりですが、いい年月を刻んでくれています。
 (115106)

著者:ナガオカケンメイ
出版社:新潮社

2. あなたの人生の科学

生まれ、育って、誰かを好きになって、子どもを生して、年老い死んでいく。省略されるところはあるかもしれませんが、おおむね、こんな感じ。ヒトの成長発達過程を脳科学、発達心理学の観点から解き明かした本。いやあ、10代に知りたかったです。
 (115110)

著者:デイヴィッド・ブルックス、夏目 大(訳)
出版社:早川書房

3. 風の男 白洲次郎

神戸大学に入局した頃に出合った本。素行不良でケンブリッジに“島流し”、占領下の日本でGHQと渡り合い、憲法の素案づくりに参画し、歴代の首相にもずけずけとものを言う。こんなに強く繊細で責任感のある大人がいました。尊敬しかないです。
 (115107)

著者:青柳恵介
出版社:新潮社

4. コミュニティデザインの源流 イギリス篇

病院づくりを山崎亮さんたち『studio-L』にお願いしてから、いろんな学びがありました。最近はアーツアンドクラフツや民藝について、近畿内ツアーをご一緒しています。医療も介護も僕たちの仕事も、生活の一部。質を上げていきたいなあ。
 (115108)

著者:山崎 亮
出版社:太田出版

5. 伊丹十三の本

中学2年生。自宅近くの古本屋さんで出合った『ヨーロッパ退屈日記』から伊丹十三さんの世界にはまりました。そのダンディズム、ディレッタンティズム。心を撃ち抜かれました。ずっと後を追っかけています。いつまでも、伊丹さんは憧れの人です。
 (115109)

著者:「考える人」編集部
出版社:新潮社
photographs by Hiroshi Takaoka  text by Kentaro Matsui

記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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