『HAA』・ 池田佳乃子さんが選ぶ 「ウェルビーイングを感じる本5冊」

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド | 『HAA』・ 池田佳乃子さんが選ぶ 「ウェルビーイングを感じる本5冊」

2022.07.08

1. THE ONSEN CATALOGUE ─Covering Kyushu, from Kagoshima to Fukuoka

日常に温泉が溶け込んでいる人たちを撮影した本で、これをめくって次に行く九州の温泉を決めています。「はあ〜」の状態が詰まった本で、説明的な文章がないので逆に写真に見入ってしまいます。

著者:大迫直志
出版社:アンノウン・ジャパン

2. 新版 社員をサーフィンに行かせよう ─パタゴニア経営のすべて

『HAA』を立ち上げようと思った時に手に取り、以来、何度も読んでいます。せっかちな私に対して、経営に対してひと呼吸おくことをつくってくれた本です。いきなり最終形を目指すのではなく、やりたいことを少しずつ広げていく方法を学びました。

著者:イヴォン・シュイナード
出版社:パタゴニア

3. いのちを呼びさますもの ─ひとのこころとからだ

西洋医学と東洋医学に触れ、心と身体はつながっていて、まるでアートでもあり唯一無二の創造物と教えてもらった本。心と体へのアプローチ方法を知って、私が湯治文化を伝えていきたい理由が分かりました。詩集やエッセイのように読めます。

著者:稲葉俊郎
出版社:アノニマ・スタジオ

4. カスバの男 ─モロッコ旅日記

著者の大竹伸朗さんがモロッコを旅した際のエッセイ。タイトルにひかれて高校生のときに本屋で手に取りました。読むと一瞬で非日常へ。想像力でどこかに行けるのがウェルビーイングだと気づかせてもらいました。必ず枕元に置いています。

著者:大竹伸朗
出版社:集英社

5. ゆるめる 温める 巡らせる

植物のちからを取り入れながら、不調の起きない身体づくりを提案している本。湯治文化を調べていくなかで出合いました。昔からおばあちゃんの知恵袋が好きで、薬草を買うことも。薬草を調べたり、自分を労りたいときにこの本を開いています。

著者:鈴木七重
出版社:エクスナレッジ

photographs by Kiyoshi Nakamura text by Mari Kubota

記事は雑誌ソトコト2022年7月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。