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サスティナビリティ

特集 | 有識者たちが選ぶ未来をつくる本|サスティナブル・ブックガイド

『タウンキッチン』代表取締役・北池智一郎さんの選書

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 (150441)

(左から)1. 古本屋台 / 2. 一汁一菜でよいという提案
目次

1. 古本屋台

店主の愛想がよいわけでもなく、決してサービスが良いわけでもない店なのに、店主と店を求めて人は集まる。自然と滲み出る店主の個性と、そしてそれに惹かれる人がいるという、場所づくりが描かれた漫画です。
著者:Q.B.B.(久住昌之、久住卓也)
出版社:集英社

2. 一汁一菜でよいという提案

顔見知りがつくってくれる料理の安心感について考えさせられます。料理をつくる側も、食べてくれる人が思い浮かぶほうが精が出るはずで、まちのシェアキッチンで日々繰り広げられているであろう心模様が想像できます。
著者:土井善晴
出版社:新潮社

3. ソーシャルデザイン ─社会をつくるグッドアイデア集

自分の儲けだけではなく地域のために何ができるか考えていた、創業時に読んだ本。三方よし(買い手よし、売り手よし、世間よし)を実現している企業の事例が、シェアキッチンを仕事にする参考になると思います。
 (150443)

著者:グリーンズ(編)
出版社:朝日出版

4. 無縁社会 ─“無縁死”三万二千人の衝撃

コンビニや宅配サービスなど、文明が進んで便利になったからこそ人との縁がなくても生きていけるけれど、住んでいるまちにシェアキッチンがあり、そこに顔見知りがいること、縁があることの重みがわかる一冊。
 (150444)

著者:NHK「無縁社会プロジェクト」取材班
出版社:文藝春秋

5. そうだ、葉っぱを売ろう! ─過疎の町、どん底からの再生

徳島県・上勝町を舞台に、高齢者が紅葉などを拾って料亭に売る「葉っぱビジネス」について書かれた本。高齢者はもちろん、主婦など、まちに眠っているパワーをシェアキッチンで発揮してもらえる可能性を感じます。
 (150445)

著者:横石知二
出版社:SBクリエイティブ
photographs by Hiroshi Takaoka & Yuichi Maruya text by Maho Ise

記事は雑誌ソトコト2022年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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