日本を代表する料理人や消費者の皆さまと一緒にお米の未来をつくることを目的とし、1月25日(水)東京銀座にてお米番付2022最終審査会を開催し、38道府県178品のエントリーから最優秀賞を含む12名の生産者を選定しました。
全国178品の中から選ばれた各賞
北海道上川郡剣淵町 武山昌彦氏 ゆきさやか
<優秀賞>
山形県南陽市 黒澤拓真氏 夢ごこち
福島県南会津郡南会津町 湯田裕樹氏 ゆうだい21
石川県金沢市 宮村厚志氏 にこまる
<入賞>
長野県安曇野市三郷明盛 宮澤和芳氏 ゆうだい21
福岡県朝倉市屋永 北嶋將治氏 にこまる
長野県松本市島内 清水久美子氏 風さやか
岐阜県高山市西之一色 森本久雄氏 コシヒカリ
<敢闘賞>
北海道空知郡南幌町 山本克幸氏 ゆめぴりか
新潟県佐渡市金井新保 古屋野勝氏 コシヒカリ
群馬県沼田市白沢町 金井慶行氏 コシヒカリ
広島県山県郡北広島町 水口一真氏 いのちの壱
※各賞内の順不同
お米番付とは
これまでは、食のプロである特別審査員6名のみで選考し、入賞者を選定。機械を一切使用せず、人が食べて美味しいと感じるお米を正しく評価するという点で、生産者からの信頼も厚く、権威あるコンテストとして運営を進めてきました。
お米番付の審査方法日本には数々のお米のコンテストが存在していますが、実はほぼすべてのコンテストの一次審査では「食味計」という機械が使用されており、そこで大部分がふるいにかけられます。
人が食べて「うまい米」を評価したいとの想いからお米番付では食味計を用いた機械的な審査をすべて排除し「人が五感で感じる美味しさ」を追求した実食審査を行なっております。また、全てのお米を平等に審査するために、厳格なルールに基づいて炊飯を行い、ツヤ、白さ、香り、食感、粘り、甘さ、喉越しからなるお米を総合的に評価する基準を設け、それぞれ数値化して審査を行います。
特に食味において重要な「ツヤ」「甘さ」「喉越し」の3項目を20点満点、他の項目を10点満点とし、合計100点満点で評価します。
審査員紹介
関西の食雑誌「あまから手帖」の編集顧問を務めるかたわら、食関係の執筆、編集業務を中心にプロデューサーとして活動。「関西の食ならこの男に聞け」と評判高く、メディアにて発言も多い。「京料理、おあがりやす」(廣済堂出版)等、著書多数。
カウンターで繰り広げられる独特な料理スタイルは日本料理のイメージを覆す独創性で評判を呼ぶ。ミシュランガイド関西2022三つ星。「情熱大陸」等、テレビ出演も多数。
「天ぷらの本当の味を知ってほしい」との想いから、革新的な料理を提供し、多くの文化人や海外からのゲストを魅了する和食界の巨匠。ミシュラン二つ星を獲得した今も素材の産地には自ら赴き、昼夜を問わず今でもカウンターに立ち続ける。
丁寧な仕事から生まれるお鮨は、各界の著名人をも魅了。ミシュランガイド東京で 12年連続三つ星を獲得し、香港に開店した「すし志魂」も香港版にて三つ星を獲得。あらゆるメディアで絶賛を受ける日本を代表する鮨職人。
江戸寛政より続く橋本儀兵衛の八代目。先代より受け継がれた技で産地や銘柄ではなく、毎年自ら全国のお米を厳選吟味。「お米ギフト」の開発や祇園・銀座に「米料亭」を展開するなど、様々な観点からお米の価値観を変えていくお米プロデューサー。
期間限定「お米番付2022」の入賞米が京都祇園・東京銀座 米料亭「八代目儀兵衛」で提供
2月11日(土)~ 2月12日(日) 北海道上川郡剣淵町 武山昌彦氏 ゆきさやか
3月4日(土)~ 3月5日(日) 長野県安曇野市 宮澤和芳氏 ゆうだい21
4月1日(土)~ 4月2日(日) 岐阜県高山市 森本久雄氏 コシヒカリ
5月13日(土)~ 5月14日(日) 長野県松本市島内 清水久美子氏 風さやか
6月3日(土)~ 6月4日(日) 福島県南会津郡南会津町 湯田裕樹氏 ゆうだい21
7月1日(土)~ 7月2日(日)石川県金沢市 宮村厚志氏 にこまる
8月5日(土)~ 8月6日(日)山形県南陽市 黒澤拓真氏 夢ごこち
9月2日(土)~9月3日(日) 福岡県朝倉市屋永 北嶋將治氏 にこまる