毎年春になると、「今年は行く?」と写真好きの友人の間で決まって話題に上がるのが、「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」だ。2020年、2021年はコロナの影響で春の開催が急遽、秋の開催となったが、10回目となる記念すべき今年は4月9日~5月8日になり、通常の春会期に戻るという。「KYOTO GRAPHIE」のおもしろさは、京都市内に点在する多種多様な会場で、さまざまな作品と出合えるところだろう。ギイ・ブルダン、アーヴィング・ペン、奈良原一高と著名な写真家の展示も見たいが、知らない作家と出会えるのも魅力のひとつだ。
ふだん、インスタグラムなどで写真を一枚一枚見る感覚とは全く違って、空間全体で写真を味わう体験はとても刺激的。久しぶりに訪れる春の京都と共に楽しみたい。
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」
記事は雑誌ソトコト2022年5月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。
@ Maïmouna Guerresi,
Courtesy Mariane Ibrahim Gallery