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「須萬」でなんと読む?
答え:スマ
答えは「スマ」でした!須萬はスズキ目サバ科スマに属する魚です。体側の後半部にウロコが無いため、高速遊泳に適した体をしていると言われています。また背中周辺にはトラ模様、胸びれの下あたりには黒い小斑点があるのも特徴のひとつ。西日本で須萬のことを「ヤイト」、「スマガツオ」、「オボソ」と呼ぶのは模様が灸の跡のように見えることが関係しているのだとか(諸説あり)。
須萬(すま)。市場でもあまり見かけません。先日、初めて買ってきました。調べてみると、なかなか評価が高い魚のようです。確かに美味しかったです。写真の須萬は2Kg弱の小型のものでしたが、良く脂がのってました。また、欲しいなぁ..。 pic.twitter.com/vzyVj5cpfZ
— ぶどうヶ丘 (@budougaoka) November 26, 2013
天然ものは「幻の高級魚」との異名も
天然ものの須萬は水揚げ量が少ない魚で地元消費が高く、ほとんど市場に出回らないと言われています。市場に現れるのは極めて稀なことから「幻の高級魚」とも呼ばれているそうです。
愛知県産の養殖須萬「媛スマ」
「媛スマ」とは愛媛県産の養殖須萬のことです。愛媛で生まれ、愛媛で育った須萬という意味を込めて「媛スマ」という名前が名づけられました。天然ものは希少ですが成長の早い魚のため、養殖須萬はふ化して半年~1年ほどで2㎏ほどになります。また媛スマの身はきめ細かい脂が特徴で、滑らかな口当たりが楽しめるそう。新鮮な媛スマは刺身はもちろん、酢飯にも合うので手巻き寿司などにするのもオススメです。
水産王国えひめ魚食普及動画 媛スマ
via www.youtube.com
今回は「須萬」をご紹介しました!
参考:愛媛県(https://www.pref.ehime.jp/)
参考:海の恵み食の底力JAPAN(https://sakanaouen-recipe.jp/)