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「飯蛸」なんと読む?
— らふ!@ばーちー (@yamanoteline15) October 29, 2021
答え:イイダコ
答えは「イイダコ」でした!飯蛸のほかにも「望潮魚」と書くこともあります。飯蛸はマダコ科マダコ属、体長5~20cmほどの小型のタコです。なぜ飯蛸と書くのかというと、産卵期前のメスの飯蛸の胴部には長円形の卵がたくさん詰まっているそうで、その卵が米粒のように見えることから「飯」の字が使用されるそうになったのだとか(諸説あり)。
香川県の飯蛸
飯蛸は内湾的な環境を好むほか、水深20cmくらいまでの砂地に暮らしています。そのため香川県、とくに備讃瀬戸海域は飯蛸の産地として有名です。香川県では秋から春頃に飯蛸漁が行われています。現在はおもに底引き網漁で漁獲していますが、昔は蛸壺縄漁法で漁獲していたそうです。イイ(卵)持ちのメスはオスに比べて独特な食感と甘みがあり、香川県の冬の味覚とも呼ばれています。
イイダコおでん
頭から丸ごと食べられるサイズなのが飯蛸の魅力。香川県では飯蛸を丸ごと1匹煮込む「イイダコおでん」が食されています。串に刺さったイイダコおでんは見た目のインパクトも良く、観光客にも人気の一品です。ちなみに、飯蛸の身からはおいしい出汁がとれるため、野菜などと煮込んでも美味しいそうですよ。
イイダコおでん🐙🍢 pic.twitter.com/ALxU5lTNh7
— わさび (@wasawasa0818) March 31, 2018
今回は「飯蛸」をご紹介しました!
参考:LOVEさぬきさん(https://www.kensanpin.org/)
参考:うどん県旅ネット(https://www.my-kagawa.jp/)