鹿児島と東京で、「茶ぶり」を主力とした鹿児島の特産品を使った居酒屋を展開する、株式会社ネバーランド(以下:ネバーランド)は、新型コロナウイルスの影響で再び窮地に立たされている生産者を助ける為に、最高級の養殖ぶり「茶ぶり」を、クラウドファンディングにより、一人でも多くの方へ食べてもらうプロジェクト「#茶ぶりTOTABLE」の第2弾を実施します。
実施の背景
現在もなお、新型コロナウイルスの影響により、全世界が大打撃を受けています。2度目の緊急事態宣言により飲食業も更なる窮地に追い込まれています。同時に、生産現場でも深刻な状況が続き、生産者が次々と廃業に追い込まれています。「茶ぶり」も例外ではありません。ネバーランドでは、株式会社美水の生産者と共同開発で10年もの歳月をかけて稚魚から美味しい「茶ぶり」を養殖してきました。また、「茶ぶり」の生産者は35年間、「茶ぶり」の養殖を研究し続けてきました。「茶ぶり」は一般の養殖ぶりと違い、餌代が非常に高く、扱いも非常に繊細で手間暇がかかります。新型コロナウイルスの影響で私たち居酒屋店舗の時短や休業の影響で、「茶ぶり」の出荷量も10分の1まで減り、3年かけて大事に育ててきた「茶ぶり」が、行き場を失っています。
このままでは、生産者も養殖を続けていくことができません。コロナ禍で店舗での使用も減っている今、再度クラウドファンディングに挑戦することにしたそうです。私たちに今できることは、一人でも多くの方々に「茶ぶり」を食べていただき、生産者が「茶ぶり」の養殖を続けられるように支援することです。そして、コロナ禍に打ち勝ち、店舗が通常営業ができるようになった際は、店舗でも「茶ぶり」を提供し続けることで「茶ぶり」を次世代に残していきたいと思っています。
クラウドファンディング
2019年、居酒屋日本一となった、ネバーランドの店舗で扱う養殖ブランドぶり「茶ぶり」。本来、「茶ぶり」は一般市場に流通しておらず、東京都内でも当社店舗や物産展など、限られた場所でしか食べられませんでした。その「茶ぶり」を、一人でも多くの方々に食べていただき、「茶ぶり」の生産者を助けたい!という想いから挑戦した、第1弾のクラウドファンディング「#茶ぶりTOTABLE」。この挑戦は大きな反響をいただき、そこから自社のオンラインショップ「宝島商店」が誕生しました。
生産者支援はもちろん、今回は更なる「茶ぶり」の魅力を多くの皆様へ届ける為、また「茶ぶり」の新たな可能性の試みとして「茶ぶりしゃぶしゃぶ」として商品開発。「#茶ぶりTOTABLE」第2弾とし、クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて、2021年1月31日23:59まで挑戦中です。
新たな商品開発
「茶ぶり」の新たな可能性の試み、またより多くのお客様に、より手軽に「茶ぶり」を食べていただきたいという想いから、「茶ぶりしゃぶしゃぶ」セットの商品開発に取り組みました。ポイントは「茶ぶりの切り身パック」「どん薩摩の黄金だし」「どん薩摩のぽん酢」の3つ。「魚を切るのは難しい」というお客様の声が多かった為、「茶ぶりの切り身パック」を商品開発。より手軽に「茶ぶり」を食べられるようになりました。また、「茶ぶり」の旨味を存分に引き出す為、当社の東京丸ビル店舗「どん薩摩」で使用している「どん薩摩の黄金だし」、「どん薩摩のぽん酢」の2つも商品化。ご自宅でも店舗の味を再現していただけるようになりました。
リターンのご紹介
■茶ぶりしゃぶしゃぶセット(2~3人前) 6,980円
・茶ぶり切り身パック(スライスされた状態):約350g×1パック
・どん薩摩の黄金だし(1L)×1袋
・どん薩摩のぽん酢(250ml)×1本
・柚子胡椒 ・〆の麺
■茶ぶり満喫しゃぶしゃぶセット 8,480円
・茶ぶりスキンレスロイン(皮が引かれた状態):約600g×1本
・どん薩摩の黄金だし(1L)×1袋
・どん薩摩のぽん酢(250ml)×1本
・茶ぶり専用醤油(150ml)×1本
・柚子胡椒 ・〆の麺
他にもリターンをご用意おります。詳細はWEBサイトよりご確認下さい。
#茶ぶりTOTABLE第2弾(2021年1月31日(日)23:59まで公開中)
「茶ぶり」とは?
鹿児島県の最北端に位置する人口約1万人ほどの長島町は、養殖ぶりの水揚げ量世界一。そんな長島町の青い海と豊かな自然、温暖な気候の中で、緑茶、黒酢、高麗人参などを配合した独自の飼料を与えて育てられたのが「茶ぶり」です。余分な脂を落とすことで、しつこすぎずあっさりすぎない、脂の甘みがバランスよく絡み合い、ねっとり濃厚な味わいで、生魚が食べられない方にも支持されています。
「茶ぶり」の特徴
- 余分なコレステロールが落ち健康的に引き締まった肉質
- クセ、魚臭さが少なく、最高の舌触り
- ポリフェノール効果により老化予防効果が期待できる
- 時間が経っても色の変化がほとんどない
- 天然ものに近い脂ののり
ネバーランドでは、「茶ぶり」の生産者と二人三脚で餌の改良、加工工場を作り、年間を通じてお客様へ提供できる体制を実現しています。「茶ぶり」の年間使用量は9年前の254倍という驚異的な数字を叩き出し、生産現場での雇用創出も実現する事ができました。