郷土愛を示せる、故郷を誇れるアイテムを身に付けられたらおもしろいのではないか──。沖縄県出身・在住で、デザイナーをしている『ミドル』のCUE(キュー)さんは、クリエイターやものづくりの仲間とそんな話になったという。そこからCUEさんは「沖縄の全41市町村のTシャツをつくったらどうだろう!」と思い立った。なんと、そこから10日足らずで41種類ものTシャツをデザインしたという。
そうして2018年6月に新たに誕生したのが、ブランド「REPRESENT OKINAWA(レペゼンオキナワ)」。生まれ育った故郷の自然や文化にもう一度目を向け、愛していくことをコンセプトにした。「帰る場所があり自分のルーツを誇れるのは、すばらしいことだと考えています。ずばり、これは沖縄出身のみなさんに楽しんでいただきたいんです。内地でがんばっている方にも届いたらいいなと思います。地元のよさに気づいていただけたら」。ホームタウンへの愛をまとい、掲げる。そんな一枚を、ぜひ持ちたい。
\ここがオススメ/
市町村合併で名前がなくなっても。
今後は、市町村合併によりまちとしての名前がなくなったエリアのTシャツも製作予定。故郷への想いをもつ人に寄り添う活動だ。
REPRESENT OKINAWA
沖縄県の全41市町村をテーマにしたオリジナルデザインのTシャツ。まちのシンボルがデザインに生かされるなど、異なるデザインだが、アメカジテイストは共通している。故郷に住む家族や県外に住む沖縄出身者へのプレゼントに。沖縄は地名が苗字になっている人が多く、名前で選ぶ人もいるそう。S〜XLまで4サイズがある。●3800円(ミドル www.represent-okinawa.net)