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特集 | ソトコトが手がける講座・講演プロジェクト

【受付終了しました】 “よみがえりの地”で第一次産業の未来を考える。|「たなコトアカデミー」

ソトコト事業部

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紀州南高梅や柑橘類の一大産地として知られる、和歌山県田辺市とのつながりをつくっていく関係人口講座「たなコトアカデミー」を開催します!ご自身のスキルや好きなことを自由に活かして、今まさに盛り上がっている田辺市の第一次産業(農林水産業)に関わってくれる方を募集します!

本講座の受付は終了いたしました。
多くの方にお申し込みいただきありがとうございました!

「ローカルと関わるきっかけがほしい」

「新しいことにチャレンジしてみたい」

「梅が好き!みかんが好き!どんなところで生産されているのか気になる」

「関西や和歌山が好きな仲間とつながりたい」

どれか一つでも当てはまった方には、絶好のチャンスです!

目次

和歌山県田辺市ってどんなところ?

「熊野古道」として知られる、世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の地であり、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」にも認定されている和歌山県田辺市。

和歌山県の南部に位置し、太平洋から紀伊半島の奥深い山々までに及ぶ田辺市は、その恵まれた環境から、梅や柑橘を中心とした農業、林業、水産業が盛んに行われてきました。

視界に広がる木々がうつくしく、神聖さを感じられる澄んだ空気が気持ちいい「熊野古道」。訪れた人の心を癒す「よみがえりの地」と呼ばれてきました。
田辺市芳養町大坊地区から望む田辺市街地。太平洋に面し、カツオやヒロメ、しらすなどの海産物が豊富。また、林業が盛んで、紀州備長炭の産地として知られる地域でもあります。
日本有数の紀州南高梅の産地である田辺市。さまざまな効能で知られる梅ですが、実がなる過程から梅干し、梅シロップへの加工方法まで、その奥深さに惹かれること間違いなし。
温暖な気候でみかんもおいしく実ります。何十種類もの柑橘を育てる農家があるのだとか。

田辺市のイノベーターと協働する「たなコトアカデミー」

一方、地域の人口減少や少子高齢化により、田辺市の第一次産業も人手不足に見舞われるなどの課題を抱えています。近年では、そうした課題を解決し、田辺市の自然資源や文化など、代々受け継がれてきた大切なものを、次の世代へとつなぐための取り組みを行う若手イノベーターが続々と生まれています。

そんな田辺市のローカルイノベーターとつながり、協力しながら、地域の課題を楽しく解決していくことを目的とした関係人口講座「たなコトアカデミー」の第6期を開催します。「たなコト」の愛称で親しまれてきた本講座では、これまでたくさんの受講生が田辺市を訪れ、それぞれのペースで地域との関係を継続させています。

地域が元気でいるためには、地域の外から応援してくれる人の力がまだまだ必要とされています。
田辺を思う仲間と共に、あなたも一歩を踏み出してみませんか?

東京・青山で田辺市の農作物を販売。「たなコトアカデミー」の受講生と田辺市のイノベーターが協働して行ってきたプロジェクトの一つです。
講座を修了した後も田辺市に通い、季節毎に柑橘や梅の収穫の手伝いをするなど、関係を継続しています。

第6期のおすすめポイント!


◇テーマは「田辺市の第一次産業」
みかん、梅をはじめとした農業、林業、水産業など、田辺市の自然資源を生かした産業を幅広く学びます。こうした分野の先進事例から課題まで、リアルな地域の「いま」を知ることができます。

◇自分の関わりたいポイントで自由にプランを考えてOK!
受講生全員で同じゴールを目指すのではなく、一人一人が「田辺市との関わり方プラン」をつくります。ご自身らしい視点や発想で自由に考えていただけるプログラムとなっています。

◇田辺市でのプラン発表
最終回では、「田辺市との関わり方プラン」を田辺市内で地域の皆さんに向けて発表していただきます。思いがけず、一緒にプロジェクトを実行していく仲間がその場で見つかるかもしれません。

講座終了後に田辺市を訪れ、地域の人たちと交流する受講生。知人・友人を連れて再訪するなど、コミュニティの輪が広がっています。

こんな方におすすめ!


◇第一次産業の現場の最新事情を知り、自分のスキルや趣味、好きなことを活かしながら関わってみたい!

◇地域で何かを企画し、実践してみたい!キャリアアップしたい!

◇農作業など、自然を感じながら体を動かすことが好き!(体力の程度は問いません!)

◇地域の人と顔が見える関係を持ちたい、第二の故郷のような場所がほしい!

◇自分に何ができるか分からないけれど、できそうなことがあれば教えてほしい!


「地域で活かせるスキルがない」
「自分が受講していいの?」


という方もご安心を!

あくまで講座はローカルを知る一つのきっかけ。何ができるか不安な方も、講師やメンター、ゲストがサポートします。

講座概要

スケジュールおよび各回のテーマ

第1回 9月29日(日) 14:00〜17:00 場所:喫茶ランドリー本店(東京・墨田区)
テーマ「田辺市の第一次産業の“いま”を知る」

◇オリエンテーション
◇講師・メンター・地域ゲストによるレクチャー
◇ワークショップ:講座を通じてどんなことを学びたいか、受講後にありたいご自身の姿を描くなど、今の思いを棚卸ししていきます。
※内容は変更となる場合がございます。

第2回 11月22日(金)〜24日(日) 2泊3日 場所:田辺市内
テーマ「田辺市の第一次産業の現場を肌で感じてみよう」

田辺市でのフィールドワークを行います。梅や柑橘などの農家さんや林業、水産業に関わる田辺市のローカルイノベーターを訪れ、地域の現状を見聞きし、体感しながら、ご自身との関わりの接点を探していきます。

第3回 12月7日(土) 14:00〜17:00 場所:喫茶ランドリー本店(東京・墨田区)
テーマ「田辺市との関わり方 “たなコトプラン”を考えよう」

今後田辺市とどう関わっていきたいのか、プランの土台を作っていきます。 まずはご自身の仕事や趣味、好きなことを紐解き、田辺市の第一次産業の魅力あるいは課題と掛け合わせてみましょう。

第4回 1月25日(土) 14:00〜16:30 場所:オンライン開催
テーマ「“たなコトプラン” 中間発表と相談会」

最終回に向けて、ご自身の田辺市との関わり方プランの中間発表を行います。さらに、地域の課題をよく知るメンターや田辺市職員の皆さん、講座事務局に相談しながら、プランをつくる上での不安を払拭していきましょう!

第5回(最終回)2月8日(土) 14:00〜17:30 場所:田辺市内
テーマ「わたし・ぼくの “たなコトプラン” 大発表会!」

講座を通じて生まれた田辺市とつながりや好きなことを生かして田辺市とどう関わっていくのかをプランに落とし込んで発表していただきます。ご自身ならではの発想で、田辺市の第一次産業を盛り上げていくアイデアをお待ちしています!

募集要項(一部抜粋)

応募前に募集要項を必ずお読みください。

定員:15名

対象者および参加条件
・田辺市の第一次産業(農林水産業)の可能性や課題を楽しく解決する方法を考えてみたい方。
・全5回の講座に参加可能な方。※全て回へのご参加が難しい場合も事務局がフォローいたします。
・主に首都圏在住の社会人の方。※そのほかの地域在住の方も、ご相談受け付けています。
・PCスキル(メールのやり取りやパワーポイント作成など)のある方、およびインターネット環境のある方。

受講費:15,000円(税込)
*受講費に含まれるもの
・講座資料費
・田辺市での実習(以下、フィールドワーク)のイベント保険代
・フィールドワークのプログラムにかかる経費(ただし、下記「受講費に含まれない費用」は除く)

*受講費に含まれないもの
・都内講座通学費
・懇親会参加費
・フィールドワークにかかる交通費、宿泊費、食費
・そのほか受講費以外の経費

ただし、田辺市で現地開催される最終回講座(2025年2月8日)に参加される方には、交通費(上限10,000円)を助成いたします。

お申し込み方法
受講を希望される方は、下記「受講申込みフォーム」より必要事項を記入の上ご応募ください。

お申し込み締め切り:2024年9月25日(水)23:59まで

・本事業の趣旨に基づき、応募フォームに記載の内容を審査のうえ選考いたします。
・希望者が多数の場合、早期に募集を終了する可能性がございます。
・結果は順次、事務局からメールにてご連絡いたします。

田辺市で活躍するローカルイノベーターの皆さんのインタビュー動画をご覧いただけます。

メイン講師・メンター紹介

メイン講師:指出一正<『ソトコト』編集長>
1969年群馬県生まれ。雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。観光以上・定住未満の新しい地域との関わり方である「関係人口」の第一人者として、ライフワークと取材を通じて訪れた数多くの地域のローカルプレイヤーの活動、SDGs、ウェルビーイングに関する知見を活かし、地方自治体の関係人口創出講座の総合監修やメイン講師、官公庁の委員などを務める。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、静岡県「『地域のお店』デザイン表彰」審査委員長、和歌山県田辺市「たなコトアカデミー」メイン講師、やまがたアルカディア観光局「ライク・ア・バードokitama」総合監修。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。福島県郡山市「こおりやま街の学校」学校長。趣味はフライフィッシング。

メンター:野久保太一郎 <『十秋園』園主>
1973年和歌山県田辺市生まれ。田辺市・上秋津地域で約30種類の柑橘類と梅を育てる『十秋園』の5代目園主。大阪や三重で働いたのち、24歳で田辺市へUターンする。消費者との関係を大切にしており、農業と地域の魅力を伝えるため、地元の直販所『きてら』の代表を務め、ジュース加工やスイーツ店の展開をしている。また、同年代の農家のグループを結成し、地元の子どもとみかんマルシェを開催したり、自身は荒れた農園の裏山を里山に整えるための植林プロジェクトを実施したり、近年では、田辺市の企業とのコラボレーションで地域循環型農業へのチャレンジや農家ならではのつながりを生かした活動を行う。

講座のイメージムービーを配信中!

「たなコトアカデミー」の講座の様子を動画でご覧いただけます。
講座の雰囲気や、受講生がどんな気持ちで参加したのかなど、受講を考える上で参考になる情報がぎゅっと詰まっていますので、ぜひご覧ください!

過去の講座でのフィールドワークの様子。

2024年は「紀伊山地の霊場と参詣道」世界遺産登録20周年を迎えた節目の年となります。

先人たちが守ってきたものをよりよい形でつないでいくために、田辺市の第一次産業のこれからの姿や、それを楽しく盛り上げる方法を一緒に考えてみませんか?

【主催】和歌山県田辺市
【企画運営】株式会社ソトコト・ネットワーク
【写真】永井克、内山慎也

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