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京都・四條司家と京都・丹波の米農家がつくる本当に旨い米「四條家米」。食卓に届くまであと少し。

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今秋、“特別な米”が新しく誕生する。その名も「四條家米」。平安時代から日本料理と深い関わりをもつ京都の四條司家と、西日本有数の米どころ、京都丹波の米農家がつくるこだわりの米である。

 平安時代から日本料理と深い関わりをもつ京都・四條司家と、京都・丹波でこだわりの稲作を行う米農家・中津隈さん親子がタッグを組んでつくるブランド米「四條家米」。5月に田植えした稲は、秋の刈り取りに向けて、すくすくと生長している。
四條家米が目指すのは、「本当に旨い米」。昔から米どころとして知られる丹波の米は、一粒一粒がしっかりしていて噛み応えと甘さが特徴。四條家米は、そんな丹波の米のなかでも粒の大きいものを選りすぐり、米のおいしさをもっとも引き出すことができる水分量に乾燥させて出荷する。そこには、昔から日本人が愛してきた米本来のおいしさを味わってほしい、という四條司家と中津隈さん親子の思いがしっかりと詰まっている。
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四條家米の栽培に取り組む『農樹』の中津隈さん親子。これまでの米づくりの経験を生かす。
 四條家米という米の新しいブランド。出荷は年末を予定していて、まずは贈答用の高級米として、有名百貨店などに並ぶ。歴史と風土が育んだ四條家米と出合えるのももうすぐだ。
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丹波は昼と夜の寒暖の差が大きく、霧も出やすい。その気候が、質のいい米を育んでいる。
photographs by Haruo Nakano   text by Reiko Hisashima
記事は雑誌ソトコト2021年11月号の内容を本ウェブサイト用に調整したものです。記載されている内容は発刊当時の情報であり、本日時点での状況と異なる可能性があります。あらかじめご了承ください。

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