フレッシュなまま食べる以外にも、さまざまな形で私たちに“口福”をもたらす果実。今回は、「りんご」を使ったこだわりの商品を紹介。
“りんご愛”から生まれた絶品シードル。

右/MARUKAME CIDER 甘口 375ml 1,250円 左/MARUKAME CIDER 辛口 750ml 2,181円 マルカメ醸造所
作り手である北沢毅さんの印象は、謙虚で勉強熱心な人。そしてなにより“りんご愛”にあふれています。りんごの知識が豊富で、歴史や新品種の開発秘話、品種ごとの食べ方までいろいろと教えてくれました。そんな北沢さんが手掛けたシードルが、おいしくないわけがありません! 一口飲めば、心も体も満たされるはず。
農家であり作り手の北沢毅さんに聞きました。

北沢 毅(きたざわ つよし)|1942年創業の『フルーツガーデン北沢』の4代目。実弟の井口寛さんと営む『マルカメ醸造所』では、シードルの製造・販売もしている。SNSでは「リンゴ野郎」としてりんごにまつわるさまざまな情報を発信中。X(旧twitter):@kita0244
A.まるごとかじってもおいしい、味がしっかりのっているりんごのみを使っていること。そして甘み、酸味、渋みといった味と、香りのバランスをとるために、5品種以上を独自のレシピでブレンドしていることです。このレシピは毎年少しずつ調整しながら進化させています。
A.日本だけで2000品種以上もの品種があり、個性が豊か。そんなりんごの裾野の広さと奥行きの深さです。限られた地域や果樹園でしか採れないものも多く、僕でも70種ほどしか食べたことがありません。みなさんにもいろいろなりんごとの出合いを楽しんでほしいです。
A.日本の包丁職人によってていねいに作られた鋼素材のペティナイフです。2年くらい使っていて、たまに研いだりしていますが、刃持ちがとてもいい。りんごのカットや梨の皮むきなどに適しているのはもちろん、細かい飾り切りもしやすくて気に入っています。
りんごがもつ”すっぱさ“の奥深い世界へ。

すっぱさレベル1のりんごジュース ほか 180ml 594円 すっぱい林檎の専門店。
さまざまなりんごの“すっぱさ”を味わえるジュース。個人的に一番好みなのは「すっぱさレベル5」の「ブラムリー」という品種を使ったジュース。まるで黒酢を飲んだときのような、がつんとした酸味が楽しめます。
りんごを丸ごといただける「りんご茶」。

こだわりのりんご茶 7g×5包 540円 MACURE
原材料はりんごの実と皮だけなので、飴色のお茶から出てくる香りはりんごそのもの。まろやかな口当たりで、ホットはもちろん水出しでアイスティーにしても。どこか懐かしい甘い味わいを楽しんでください。
ギフトに贈りたい! りんごの缶詰。

あおもりりんご缶詰 プレーン ほか 215g 474円〜 あおなび
かわいらしい缶詰に、さまざまな味わいのりんごが入っています。そのまま食べるのはもちろん、パンに載せたりお酒のおつまみにしてみたり。余ったシロップ液を炭酸水で割れば、おいしいりんごソーダの出来上がり!
りんご本来の香りと味わい。

果肉たっぷり完熟りんごのコンフィチュール ほか 150g 720円 ワクワクカンパニー
熟練した職人がていねいに作り上げるコンフィチュール。ひと匙すくって口に入れると、ごろごろとした果実が口いっぱいに広がり、幸福感に包まれます。クラッカーやチーズと合わせて、ワインのおともにも。
再び役目を与えられた りんごの木の雑貨たち。

上/弘前りんごの木 りんごの木のデザート皿 5,280円 下/弘前りんごの木 りんごっこセット 7,700円 ともに『木村木品製作所』。