フレッシュなまま食べる以外にも、さまざまな形で私たちに“口福”をもたらす果実。今回は、「りんご」を使ったこだわりの商品を紹介。
目次
“りんご愛”から生まれた絶品シードル。
『マルカメ醸造所』の「MARUKAME CIDER」は、ふじ、王林、ピンクレディ、はるか、グラニースミスなど5品種以上をブレンドし、甘みだけでなく、酸味や渋みが調和したバランスの取れた味わい。りんごがもつ自然の風味とみずみずしさを楽しめる。甘口はやわらかな酸味が広がるセミドライに近い味、辛口はフレッシュな果実味が特徴。鼻に抜ける香りの余韻も心地いい。
ロフト担当者コメント
作り手である北沢毅さんの印象は、謙虚で勉強熱心な人。そしてなにより“りんご愛”にあふれています。りんごの知識が豊富で、歴史や新品種の開発秘話、品種ごとの食べ方までいろいろと教えてくれました。そんな北沢さんが手掛けたシードルが、おいしくないわけがありません! 一口飲めば、心も体も満たされるはず。
作り手である北沢毅さんの印象は、謙虚で勉強熱心な人。そしてなにより“りんご愛”にあふれています。りんごの知識が豊富で、歴史や新品種の開発秘話、品種ごとの食べ方までいろいろと教えてくれました。そんな北沢さんが手掛けたシードルが、おいしくないわけがありません! 一口飲めば、心も体も満たされるはず。
農家であり作り手の北沢毅さんに聞きました。
Q1.商品作りへのこだわりは?
A.まるごとかじってもおいしい、味がしっかりのっているりんごのみを使っていること。そして甘み、酸味、渋みといった味と、香りのバランスをとるために、5品種以上を独自のレシピでブレンドしていることです。このレシピは毎年少しずつ調整しながら進化させています。
A.まるごとかじってもおいしい、味がしっかりのっているりんごのみを使っていること。そして甘み、酸味、渋みといった味と、香りのバランスをとるために、5品種以上を独自のレシピでブレンドしていることです。このレシピは毎年少しずつ調整しながら進化させています。
Q2.りんごがもつ魅力とは?
A.日本だけで2000品種以上もの品種があり、個性が豊か。そんなりんごの裾野の広さと奥行きの深さです。限られた地域や果樹園でしか採れないものも多く、僕でも70種ほどしか食べたことがありません。みなさんにもいろいろなりんごとの出合いを楽しんでほしいです。
A.日本だけで2000品種以上もの品種があり、個性が豊か。そんなりんごの裾野の広さと奥行きの深さです。限られた地域や果樹園でしか採れないものも多く、僕でも70種ほどしか食べたことがありません。みなさんにもいろいろなりんごとの出合いを楽しんでほしいです。
Q3.愛用中の果実にまつわる道具は?
A.日本の包丁職人によってていねいに作られた鋼素材のペティナイフです。2年くらい使っていて、たまに研いだりしていますが、刃持ちがとてもいい。りんごのカットや梨の皮むきなどに適しているのはもちろん、細かい飾り切りもしやすくて気に入っています。
A.日本の包丁職人によってていねいに作られた鋼素材のペティナイフです。2年くらい使っていて、たまに研いだりしていますが、刃持ちがとてもいい。りんごのカットや梨の皮むきなどに適しているのはもちろん、細かい飾り切りもしやすくて気に入っています。
りんごがもつ”すっぱさ“の奥深い世界へ。
東北地方で暮らし始めてからりんごの酸味の虜になったという『すっぱい林檎の専門店。』の店主が手がけた、国産果汁100%のりんごジュースシリーズ。りんごの品種によって酸味を「0、1、2、3、4、5、X」の7段階に分け、パッケージの数字が大きくなるほど酸味がアップ。
ロフト担当者コメント
さまざまなりんごの“すっぱさ”を味わえるジュース。個人的に一番好みなのは「すっぱさレベル5」の「ブラムリー」という品種を使ったジュース。まるで黒酢を飲んだときのような、がつんとした酸味が楽しめます。
さまざまなりんごの“すっぱさ”を味わえるジュース。個人的に一番好みなのは「すっぱさレベル5」の「ブラムリー」という品種を使ったジュース。まるで黒酢を飲んだときのような、がつんとした酸味が楽しめます。
りんごを丸ごといただける「りんご茶」。
青森県産のりんごの果肉と真っ赤な皮を乾燥させて作った『MACURE』の「りんご茶」。お湯を注ぐと立ち上がるカラメルのような甘い香りや、口に含むと感じる自然な甘みに心が落ち着く。ノンカフェインだから、寝る前の一杯にも。ティーバッグに残るりんごは食べてもOK。
ロフト担当者コメント
原材料はりんごの実と皮だけなので、飴色のお茶から出てくる香りはりんごそのもの。まろやかな口当たりで、ホットはもちろん水出しでアイスティーにしても。どこか懐かしい甘い味わいを楽しんでください。
原材料はりんごの実と皮だけなので、飴色のお茶から出てくる香りはりんごそのもの。まろやかな口当たりで、ホットはもちろん水出しでアイスティーにしても。どこか懐かしい甘い味わいを楽しんでください。
ギフトに贈りたい! りんごの缶詰。
シロップ漬けにした青森県産りんごを楽しめる、『あおなび』の缶詰。フレーバーはさっぱりとした甘さに仕上げたプレーン味のほか、芳醇なラム酒に漬け込んだラム酒味や香り高い紅茶味など全6種類。まるで絵本のイラストのようなパッケージデザインで、ギフトにもおすすめ。
ロフト担当者コメント
かわいらしい缶詰に、さまざまな味わいのりんごが入っています。そのまま食べるのはもちろん、パンに載せたりお酒のおつまみにしてみたり。余ったシロップ液を炭酸水で割れば、おいしいりんごソーダの出来上がり!
かわいらしい缶詰に、さまざまな味わいのりんごが入っています。そのまま食べるのはもちろん、パンに載せたりお酒のおつまみにしてみたり。余ったシロップ液を炭酸水で割れば、おいしいりんごソーダの出来上がり!
りんご本来の香りと味わい。
長野県駒ヶ根市の『ワクワクカンパニー』の契約農家が生産する完熟りんごを、果汁100%のりんごジュースで炊き込んだ、「ソレイユ」の「完熟りんごのコンフィチュール」シリーズ。加える砂糖を最小限にして、りんご本来の香りや豊かな味わいを引き出している。
ロフト担当者コメント
熟練した職人がていねいに作り上げるコンフィチュール。ひと匙すくって口に入れると、ごろごろとした果実が口いっぱいに広がり、幸福感に包まれます。クラッカーやチーズと合わせて、ワインのおともにも。
熟練した職人がていねいに作り上げるコンフィチュール。ひと匙すくって口に入れると、ごろごろとした果実が口いっぱいに広がり、幸福感に包まれます。クラッカーやチーズと合わせて、ワインのおともにも。
再び役目を与えられた りんごの木の雑貨たち。
りんごの生産量日本一を誇る青森県弘前市では、役目を終えたりんごの木は薪に利用するほかは、処分されてきた。そこで同市に工房を構える『木村木品製作所』は、幹も最後まで大切に活用したいという思いから、りんごの木を使ったものづくりをしている。「りんごっこセット」は離乳食用の食器とスプーンのセットで、ぽっこりと丸いフォルムがかわいい。子どもが成長してもジャム入れなどとして使うことができる。食卓のアクセントになりそうなたまご型の「りんごの木のデザート皿」は、毎日の盛り付けが楽しくなるはず。
photographs by Jiro Matsushita, Kenta Sasaki, Tom Miyagawa Coulton & Hiroshi Takaoka text by Ikumi Tsubone, Mari Kubota & SOTOKOTO