米味噌、麦味噌いろいろあれど、大豆を麹にして熟成させた八丁味噌は愛知県・三河地方ならではの味わい。
※一部お取り扱いのない商品もございます。
三河人の胃袋を支えてきた八丁味噌ってどんな味噌?
定番商品である「三河産大豆の八丁味噌」。有機大豆100%を使用した「有機 八丁味噌」。八丁味噌の旨味を気軽に取り入られるパウダータイプの「八丁味噌の香味パウダー」。食塩と混ぜたらフライドポテトのおともや唐揚げの下味にも。
3トンもの石を積み上げ2夏2冬、じっくり醸す。
愛知県・三河地方を代表する調味料といえば八丁味噌。「熱に強く煮込んでも風味が飛ばない八丁味噌は味噌煮込みうどんや味噌おでん、どて煮など地元めしに必須の調味料です」と言うのは、八丁味噌を製造する『まるや八丁味噌』営業の石原友保さん。「江戸時代より脈々と食べ継がれ、愛知のソウルフードを支えてきました」。
多くの味噌が米麹や麦麹を用いるのに対し、八丁味噌の原料は大豆と塩と水だけ。蒸した大豆を握りこぶし大にして豆麹へと醸したら直径2メートルの大桶へ。3トンの石を積み、2夏2冬(2年)以上、人の手を入れず熟成させる。
熟成途中でにじみ出るたまり醤油の旨味もすべて味噌に取り込むため、仕込みの水分量は最低限。こぶし大の麹に蔵の酵母や乳酸菌が入り込んで風味を醸し、時間をかけて熟成させることで旨味たっぷりの味噌に仕上がる。
普段の味噌に少し加えたり、カレーやデミグラスソースの隠し味として使ってもコクがアップ。一度食べるとクセなるおいしさをこの機会に味わってみたい。
味噌汁がおいしくなる天然木の椀。
職人によって削り出された天然木の椀。(写真右)福島県会津若松市産の羽反汁椀は、口元が外側に広がるデザイン。材質は北海道産の栓の木で拭き漆が施されている。(写真左)神奈川県小田原産のめいぼく椀はやわらかな形。ぶなのほか、けやき、桜など6種類あり、それぞれに違う質感が楽しめる。
キレのある曲線美
なごみのぽってり感
3年熟成の味噌を使った飛騨市で愛される味噌煎餅。
岐阜県飛騨市古川町で味噌煎餅をつくり続けて100年以上の『井之廣製菓舗』。自家製の3年熟成味噌が練り込まれた煎餅は軽やかな食感で味噌の香りがやさしく広がる。トッピングにはエゴマ+チョコ、緑茶+玄米+チョコなど。意外性がありながらも相性のいい組み合わせで口の中が喜ぶ。