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特集 | ロフト×ソトコト| 2023年春の「ロフコト雑貨店」へようこそ!

<うどん>温かいうどんは、ぬくもりある器で。

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体を優しく温めてくれる「かけうどん」は、普段使いできる器が似合う。薬味は遊び心のある豆皿へ。七味唐辛子の容器で彩りを添えよう。

目次

【うどん鉢】

いつもの食卓を彩る、磁器の白さと呉須の藍色。
千山窯 玉深鉢(大)
 (181618)

玉深鉢(大) 直径17cm×高さ8cm 2,860円
砥部焼 千山 https://shop.tobeyaki.co.jp
普段使いの器として人気の高い砥部焼。愛媛県・砥部町を中心に作られている磁器で、その歴史は江戸時代にまで遡る。やや厚手の白磁に、藍色の釉薬(ゆうやく)で手描きされた唐草や草花模様が特徴だ。今でも100あまりの窯元があり、『千山窯』もその一つ。この「玉深鉢」は縁に厚みがあり、唇に触れたときの当たり心地がいい

【豆皿】

モチーフはそば猪口! 食事の時間が楽しくなる。
カタチクラフト そば猪口豆皿
 (181622)

ば猪口豆皿 横約7.7cm×高さ約1.1cm×奥行約8.5cm 1,320円
カタチクラフト https://products-store.jp
美濃焼の産地として知られる岐阜県土岐市で、多種多彩な器をていねいに手作りしている『カタチクラフト』。特に豆皿は種類の多さと、モチーフのユニークさで人気が高い。この「そば猪口豆皿」は新作で、薬味を盛るのにちょうどいい大きさ。そば猪口に見えるようにするために、形と模様にこだわっている。

【七味】

ピリッとした辛さと豊かな香りが、食欲をかき立てる。
やげん堀 七味唐辛子
 (181626)

味携帯用 中身付 高さ7.5cm×幅4.5cm 中身10g付 1,045円
やげん堀 七味唐辛子本舗 https://yagenbori.jp
『やげん堀』は、1625年から続く、東京・台東区浅草の七味唐辛子の老舗。初代が漢方薬をヒントに、唐辛子に黒胡麻や山椒、芥子(けし)の実など、香りや風味のある食材を組み合わせて作ったのが始まりで、400年近く経った今も親しまれている。味の決め手は「香り」と「辛さ」。ひょうたん型の携帯容器は、食卓のアクセントにもなる。
photographs by Saori Kojima food styling by Yoko Hasuike   text by Reiko Hisashima

<七味を地域から選んでみませんか?>

麺料理をはじめ、多様な料理に使える七味唐辛子。実は地域やメーカーによる特色があり、知れば知るほどおもしろい。自分好みの七味を探してみよう。

長野県「深煎七味」|リピーター続出、老舗の個性派。

 (181641)

八幡屋礒五郎 12g 788円
寒さ厳しい信州の知恵として、多くの商品に体を温める生姜を配合している『八幡屋礒五郎』のシリーズ。「深煎七味」は生姜が入った定番素材にじっくり焙煎した白胡麻を加え、青海苔と柚子で香り豊かに。辛さを際立たせた唐辛子とのバランスが絶妙。

三重県「山椒が香る 新姫七味」|熊野特産の柑橘がアクセント。

 (181644)

熊野薬草園 8g 734円
www.kuma-yaku.com
日本神話にも描かれた熊野の山に自生する新種の柑橘「新姫」の果皮の粉末を配合。爽やかな香り、山椒を強調した味わいは鍋料理から焼き鳥まで好相性。熊野の大自然のなかで野菜や果物を生産する農業法人『熊野薬草園』が企画開発している。

京都府「京の柚子七味」|柑橘の香りが和食にマッチ。

 (181647)

おちゃのこさいさい 10g 702円
www.ochanokosaisai.com
国産柚子を多く配合し、香り高い国産山椒で上品に仕上げた「京七味」。辛さを抑えた爽やかな味は、湯豆腐やお吸い物などあっさりした和食にぴったり。柑橘を搾る代わりに揚げ物にかけても。本店は京七味発祥の地、清水寺門に続く産寧坂(さんねいざか)にある。

大阪府「国産 七味缶」風味が料理を引き立てる。

 (181650)

向井珍味堂 8g 518円
https://mukai-utc.co.jp
1947年創業。老舗のロングセラーは、関西風うどんや鍋料理など「料理の名脇役」として作られた一品。強い香りとしびれる辛味を併せもつ和歌山県産「ぶどう山椒」を中心に唐辛子、希少な「すじ青のり」、胡麻などを調合。風味がよく、食欲をそそる。

香川県「香川本鷹 鬼びっくり七味唐辛子」|「幻の唐辛子」の辛さと旨み。

 (181653)

山清 12g 756円
www.yamasei.jp
強烈な辛さとうまみを誇りながら、一時はほぼ絶滅し「幻の唐辛子」と呼ばれた「香川本鷹」を使用。農薬と化学肥料を使わず栽培された「香川本鷹」を、鮮やかな色と香りを残すため低温でじっくり乾燥。ふくよかな風味と味は、和洋を問わず料理を引き立てる。

地域の特徴が垣間見える、奥深き七味の世界。

七味の代表的な材料は唐辛子、山椒、胡麻、芥子の実、陳皮(蜜柑の皮)だが、種類や数にルールはない。「日本三大七味」を見ても、東京の『やげん堀』は2種の唐辛子を、長野の『八幡屋礒五郎』は生姜を、京都の『七味家本舗』は2種のゴマを独自に配合している。ルーツは江戸時代。医者や薬問屋が集まる薬研堀(東京・中央区東日本橋の両国橋あたり)で「漢方薬を食事に取り入れよう」と発案されるや、人気が出て全国に広がった。その後、地域の味に合わせて関東は濃口醤油のそばに合うように辛味を強く、関西は出汁が香る薄口醤油のうどんに合わせて香り高く仕上げるようになり、「関東は辛味重視、関西は香り重視」の特徴が出た。
<渋谷・銀座ロフト限定>
三大七味の『八幡屋礒五郎』が渋谷店と銀座店に登場!
長野県長野市の善光寺門前で1736年に創業。「日本三大七味」の一つに挙げられる『八幡屋礒五郎』のポップアップストアが、『渋谷ロフト』『銀座ロフト』1階の特設会場にオープン。定番以外に、辛さが際立つものやエスニック風に仕上げたものなど個性豊かなシリーズが一挙に揃う。このほかに、七味の素材の一つである生姜を使った「生姜糖」や、七味の製造で培った焙煎技術を生かして焙煎したカカオでつくるチョコレートも(数量限定)。さらに『八幡屋礒五郎』オリジナルのステッカーやファイルなどの文房具も並ぶ予定だ。八幡屋礒五郎
https://www.yawataya.co.jp/
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善光寺表参道に本店を構える『八幡屋礒五郎』の七味は、善光寺周辺の名物として最古のもので現在も人気。
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生姜のおいしさを凝縮した「生姜糖」。
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気軽に試せて持ち運びにも便利な小袋タイプの七味。
photographs by Jiro Matsushita   text by Taeko Ishii

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