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自分で作れて嬉しい!「くるみゆべし」はレンジとトースターだけで作ろう

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だんだん涼しくなってきて、温かいお茶に合うようなほっこりできるスイーツが恋しくなってきた。秋の夜長をお茶とともに楽しむなら、やはりおだんごやおもちなどの和菓子。でも、手作りするにはハードルが高いと思いがち。今回は、なんと電子レンジとトースターだけで作れる「くるみゆべし」のレシピをご紹介。もちもちスイーツを手軽に楽しもう。

目次

くるみゆべしとは

ゆべしは「柚餅子」と書き、全国にその名を冠した食べ物がある。地域によっては菓子だが、珍味や保存食、薬味に「ゆべし」と名前がつくものもある。
その歴史は古く、源平の時代に誕生したという説もある。当時は保存食に近いものとされており、時代の移り変わりによって現在の形に変化したようだ。
名前の通り本来は柚子を使うことが多い食べ物だが、東北や北関東では主にクルミが使われている。これは柚の産地から距離があり入手が困難であったことと、江戸時代以前にクルミが貴重な栄養源であったことが理由だ。西日本では「丸ゆべし」「矢掛ゆべし」「棒ゆべし」柚子を使ったものが主流である。
東北では様々な形のゆべしが食べられているが、「くるみゆべし」「胡麻ゆべし」と言うとメジャーなのが四角型だ。棒状のものを切った形である。今回作るのもそのような形のものだ。


くるみゆべしを作ってみよう

レシピ

材料(3〜4人分)

くるみゆべし

白玉粉 100g
黒砂糖 100g
お湯(40℃くらい) 130ml
くるみ 30g
しょうゆ 大さじ1/2
片栗粉 適量

 

作り方

  1. 耐熱ボウルに白玉粉、黒砂糖を入れて混ぜ、お湯を3回に分けて都度混ぜながら入れる。
  2. しょうゆを加えてよく混ぜる。
  3. ボウルにラップし、600Wの電子レンジで2分加熱した後、よく混ぜる。
  4. 再度ラップし、1分半加熱してよく混ぜる。
  5. 余熱したトースターでくるみを1分ローストし、粗く刻む。
  6. 耐熱ボウルにくるみを加え、再度ラップし、1分半加熱する。
  7. 片栗粉を敷いたバットや皿に乗せて広げ、粗熱を取ってから棒状にし、好みの大きさに切る。

 

実食

くるみゆべし

黒糖の甘さと、もちもちぺとぺととした食感が懐かしく、ついつい手が伸びる。しょうゆの風味が効いていてしみじみと美味しい。甘さは黒糖の量で調節できるし、洗い物が少ないのもなによりうれしい。冷蔵庫に入れると硬くなってしまうので、常温で保存してその日のうちに食べてしまうのがおすすめだ。簡単なので、いつでも作れるように材料を常備しておくと良いだろう。

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