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話題のClubhouseで地域産業が活性化!? 老舗がコラボ、プレミアム泡盛発売

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爆発的にユーザーを増やし、話題となっている音声SNSのClubhouse(クラブハウス)。米国初の招待制アプリで、日本では今年1月から人気に火がつき、著名人がアカウントを取得したことなどもあって様々なメディアを賑わせています。

目次

沖縄の老舗がClubhouseでコラボ企画を発案

今、大注目のSNSを利用し、地域産業を活性化させる新たなコラボ商品を生み出したのが、創業70年の泡盛メーカーである石垣島の池原酒造。看板商品の「白百合」について、今後の展開を相談するトークルームをClubhouseに作ったところ、同じく沖縄の老舗・知念紅型研究所が参加、コラボ商品となる「オリジナル琉球紅型で包んだプレミアム白百合」の誕生と相成ったのだそうです。

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プレミアム白百合とオリジナル紅型(ともに製作途中)

クラフツマンシップが宿る石垣島の泡盛

池原酒造の「プレミアム白百合」は、戦前の泡盛製造に使われていた黒麹菌の復刻版であるイヌイ菌を使用し、伝統の製法により全工程を手作業で仕込まれた泡盛。濃厚で凝縮された味わいとさわやかな香りが楽しめる上品な仕上がりが特徴です。

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池原酒造の三代目 池原 優氏

琉球王朝の文化を今に伝える紅型とのセット

その「プレミアム白百合」を包む琉球紅型(びんがた)を制作する知念紅型研究所は、沖縄県の無形文化財にも指定されている伝統的な染色技法を守る工房。琉球王国士族に仕えた紅型三宗家の一つであり、沖縄の豊かな自然や特色を鮮やかな色彩や図柄で表現した作品で琉球王朝の文化を今に伝えています。
今回提供される紅型は、知念家十代目が石垣島の野原で咲く百合の花をモチーフに書き下ろした限定品となっています。

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知念家十代目 知念冬馬氏

日本初ともされるClubhouseを利用した商品開発を実現させた、池原酒造の三代目である32歳の池原 優氏は、戦前のイヌイ菌を使った白百合を完成させる際にもクラウドファンディングを利用するなど、高齢化が進む地域産業に新風を吹き込んできました。若手同士の企画だけあって棚に並べて置いても映えること間違いなし、ぜひコレクションに加えてみてはいかがでしょう。

◆商品概要
名 称:「オリジナル琉球紅型で包んだプレミアム白百合」 オリジナル木箱入り
価 格 49,800円(税込)
発売日:4月上旬予定/予約受付は2月15日開始予定
注 文:池原酒造の問い合わせフォームから予約。紅型包限定泡盛、購入希望の旨を入力して送信

池原酒造
知念紅型研究所

文/時津 木春

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