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お金よりも大切なものは?定時制高校で行われた「人生の練習」ができるカードゲーム

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「お金の勉強」と聞いて、何を思い浮かべますか? 難しい専門用語や、投資のノウハウ…もしそうなら、そのイメージはもう古いかもしれません。今、学校現場で静かな熱狂を生んでいる授業があります。使うのは、カードゲーム。しかも、そこで体験するのは「人生の練習」です。失敗し放題、やり直し放題。そんな不思議な教室が、兵庫県の定時制高校で開かれました。生徒たちの目の色を変えた、次世代の学びの現場をレポートします。

目次

「稼ぐ」がゴールじゃない。リアルすぎる人生ゲーム

11月21日、兵庫県立有馬高等学校。夕闇が迫る教室に、定時制課程の3・4年生18名が集まりました。彼らが挑んだのは、ブロードマインド株式会社が提供する金融・キャリア教育プログラム「ライフプロデュース」。いわゆる「金融教育」ですが、よくある投資シミュレーションとは一線を画します。

ルールは単純。限られた「お金」と「時間」を使って、自分が叶えたい夢や目標を実現していくこと。就職、結婚、住宅購入…ライフイベントのたびに迫られる選択。「お金はあるけど時間がない!」「夢を叶えるには資金が足りない…」ゲームが進むにつれ、教室のあちこちからリアルな悲鳴と歓声が上がります。

定時制高校だからこそ響く「選択」の重み

今回、特に印象的だったのは生徒たちの反応です。定時制に通う彼らは、昼間に仕事をしていたり、多様なバックグラウンドを持っていたりと、すでに社会の厳しさや「選択」の重みを知っている生徒も少なくありません。

「人生はやり直しがきかないけど、このゲームなら何度でも試せる」。そんな安心感の中で、彼らはリスクを取り、時には失敗し、仲間と協力しながら自分だけの人生設計(ライフプラン)を練り上げていきました。ただお金を増やすのではなく、「自分にとっての幸せとは何か」を問い直す。それこそが、このプログラムの真の狙いです。

2500人以上が体験した「未来への準備」

ブロードマインド株式会社がこの出前授業をスタートしたのは2024年9月。以来、わずか1年あまりで2500人以上の児童・生徒に提供されてきました。変化の激しい時代、正解のない問いに立ち向かう力。 それは、教科書の中ではなく、こうした熱気ある対話の中から生まれてくるのかもしれません。

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