「ねねばねのにねれねねー」どういう意味?「ね」だけで会話が成立する秋田弁!

「ねねばねのにねれねねー」どういう意味?「ね」だけで会話が成立する秋田弁!

最近、若い世代はあまり方言を使わなくなったと言われる半面、一部の地域の方言が可愛いと人気を呼んでいるそうです。秋田在住の私にとって、方言は日常生活の中に当たり前のように存在します。先日、ランチを食べに行った先で手が滑ってテーブルに派手にお水をこぼしてしまい、「すみません」と謝ったところ、返ってきた言葉が「なんもだー」(秋田弁で大丈夫。気にしないでの意。)その一言がなんとも温かく心に沁みました。では、本題。「ねねね」「ねね」。“ね”だけで成立する秋田弁の会話、呪文のような「ねねばねのにねれねねー」って、一体どんな意味?

「ねねばねのにねれねねー」の意味


ある家族の夜の会話です。

父「ねねね」
母「ねねねね〜」
子供「ねね」
父「ねねね」
子供「ねね」
父「ねねばね」

文字にしてみると、一体なんのことやら…
では解説付きで。

父「ねねね」【そろそろ寝ないといけない】
母「ねねねね〜」【そうね。寝ないとね〜】
子供「ねね」【寝ない】
父「ねねね」【寝ないといけないよ】
子供「ねね」【まだ寝ない】
父「ねねばね」【寝ないとダメだ】

「ね」という1文字に、『寝る』と『〜しなくてはならない』『〜しない』の3つの意味がある上、『〜ですよね』の語尾の『ね』が加わって、こんなややこしいことになっているのです。

遠足の前夜などワクワクしすぎて眠れない時、
「ねねばねのにねれねねー」
【寝なくてはいけないのに寝られない】

と早口言葉のように布団の中で呟くことになるのです。

「食べて」「来い」「かゆい」はみんな「け」でOK

秋田弁では、複数の意味を持つ言葉として「け」も有名です。「け」の一言に、「食べて」「(こっちに)来い」「かゆい」の意味があります。

「まずこれけ」【まずは、これ食べて】
「こっちゃけ」【こっちにおいで】
「こごらへんけが?」【この辺りがかゆい?】

普段の生活の中で、同じ「け」という単語を絶妙に使い分けています。

運転中はよそ見注意!目を奪われる秋田弁の看板

道路脇で見つけた秋田弁の看板

道路脇の交通安全を呼び掛ける看板も、まさかの秋田弁でした。存在感抜群です。ただ、県外出身者にとってはインパクトが強すぎて危険かもしれません。

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